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移民に親切にしたベルギー警官、「うっかり」仏警察に拘束される

AFP=時事 9月23日(金)17時28分配信

【AFP=時事】フランスとベルギーの国境で、行き先を間違ってベルギーに迷い込んでしまった移民13人を親切心から警察車両に乗せてフランス側へ送り届けたベルギー人警官2人が、仏当局に身柄を拘束されていたこと分かった。両国当局が22日、明らかにした。

 仏内務省は、ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相が駐仏ベルギー大使を呼んで「説明を求めるとともに、不快感を表明した」と発表した。

 ベルギーの警官2人は20日夜、イラク人とアフガニスタン人の移民13人を連れて国境を越えた後、国境に接したフランスの町ニエップ(Nieppe)で仏警察当局に拘束された。仏警察によると、移民たちは英国へ渡る玄関口である仏北部の港湾都市カレー(Calais)に向かおうとしてトラックに身を潜めたが、車を降りたところで誤ってベルギーに来てしまったことに気付いたという。

 ベルギー人警官らは、道路脇にいた移民たちを警察車両に乗せ、フランス側まで連れて行った。拘束された警官の1人はベルギー公共放送RTBFに対し、「彼らを沿道に放置して、そのまま国境まで歩いていかせるのはしのびなかった。だから、車に乗せて彼らの望む方向へ連れて行った」と説明した。

 RTBFによれば、ベルギーのヤン・ヤンボン(Jan Jambon)内相は「規則では、難民を国境まで送り届けることになっている。問題は、路上に引かれた国境線が明確でないことだ。彼ら(ベルギーの警官)がフランス領に侵入してしまったのは、どこが国境なのか把握できていなかったからだ」と述べたという。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:9月23日(金)17時34分

AFP=時事