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「月の道」東伊豆観光の光に 日本百名月認定目指す 北川温泉

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月23日(金)17時10分配信

 東伊豆町の北川温泉観光協会が、「日本百名月」の認定を目指している。伊豆半島東海岸に位置する北川温泉は、海面に描き出される月の道「ムーンロード」発祥の地として知られ、地域を挙げて月の観光資源化に取り組む。実現すれば、県内初の登録となる。

 日本百名月は夜景情報を発信する一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京都)が発案し、約4700人いる「夜景鑑賞士」の推薦などを基に選定する。3月に神奈川県藤沢市の江の島など12道府県の14カ所を初認定。今後、数年かけて100カ所まで増やす。

 ムーンロードは月の輝きが増す満月の前後数日、晴れた日に出現する自然現象。願いがかなうと言われ、2013年の県の「ふじのくにエンゼルパワースポット総選挙」で、行ってみたい部門1位に選ばれた。

 同温泉街は海岸沿いに遊歩道を整備。ムーンロードに定置網漁船が映える撮影スポットに、カメラ台を設置している。さらに、ムーンロードの菓子や音楽CDを制作。各宿泊施設が満月の前後3日間に特典を用意し、中秋の名月には毎年、謝月祭を行っている。

 北川温泉観光協会の近藤純司会長(58)は「北川温泉は水平線から昇る日の出とともに、月の出の景観が素晴らしい。ムーンロードを小さな港町の資源に育てたい」と話す。5月下旬には、近藤会長らが夜景観光コンベンション・ビューローの事務局を訪れ、取り組みを紹介した。

 同事務局は「17年2月ごろ2回目の選考会を開く」としている。選出には、(1)夜間も安全に楽しめる(2)運営管理主体が明確-などが条件になるという。

静岡新聞社

最終更新:9月23日(金)17時10分

@S[アットエス] by 静岡新聞