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「仮面ライダーエグゼイド」変身ベルト開発者に聞く。超ポップになっても失われない“ライダーのアイデンティティ”とは?

M-ON!Press(エムオンプレス) 9/23(金) 21:07配信

「ゲームで変身」の新仮面ライダー、その仕掛けを解き明かします!

毎年、凝りに凝ったギミックでガジェット好きをも熱くさせる仮面ライダー変身ベルト。2016年10月2日(日)から放送スタートとなる「仮面ライダーエグゼイド」のベルトは、今までとは一線を画すポップなビジュアルにまず驚愕! さらに中身のこだわりにもまたまた驚愕!の、斬新な驚きに満ちた一本になりました。DIGIMONO!では、「仮面ライダーエグゼイド」玩具の開発を担当するバンダイ ボーイズトイ事業部の中核メンバーに取材を敢行。前・後編の2回にわたり、開発秘話をたっぷりお届けします。

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あえて“懐かしのゲームカセット”の楽しさを再現

──『仮面ライダーエグゼイド』(以下、「エグゼイド」)は変身ベルトのみならず、ガジェットのモチーフひとつひとつが非常にポップなのにまず驚かされました。コンセプトは“ゲーム”だそうですが?

バンダイ 舟木さん(以下、敬称略):今回の「エグゼイド」は、未知のゲームウイルス“バグスター”が蔓延する社会で、人類滅亡の危機を救うために極秘に設置された電脳救命センター(CR)に所属するゲーム好きの青年医師が、仮面ライダーエグゼイドに変身してバグスターを倒していくというお話です。ゲームは子供たちも大好きですし、身近な存在。ウイルス=ゲームのバグを駆逐していくという考え方も分かりやすいかと思います。

──こういうカラフルな原色の組み合わせは、とても新鮮でした。

舟木:はい、今回はカラフルなデザインもライダーの大きな特徴です。ここまでの色合いの変身ベルトは、ライダー史上でも初めてだと思っています。これまでは黒やシルバーなどを基調としたヒーローらしいカッコ良さをデザインでも追求したベルトが多かったですが、今回はゲームキャラのイメージを際立たせるために、カラフルでポップな世界観をアイテムでも表現しています。

   
(写真はいずれもクリックで拡大)

──「エグゼイド」では変身ベルト「ゲーマドライバー」に変身アイテム「ライダーガシャット」を挿入して変身するわけですが、デザインのモチーフももちろんゲームですね?

舟木:はい、モチーフとなるのは「ゲーマドライバー」がゲーム機で、「ライダーガシャット」がゲームソフト。ただ、最近のゲームソフトはディスクやごく小さなカード型になってしまっているので、それではオモチャとしての面白みや手触り感が薄れてしまいます。そのためにあえて時代を遡り、「ライダーガシャット」は往年のゲームカセット風に表現しています。ファミコンの時代を知らない子供たちには、ガシャッとアイテムを突き挿す感覚が新鮮ですし、大人世代には懐かしさを感じていただけるのではないでしょうか。

──近年の『仮面ライダー』シリーズでは、変身フォームやバトルスタイルのチェンジやパワーアップが必須となっています。そこもゲームと親和性が高そうですね。

舟木:ゲームをプレイしていると、キャラクターは“レベルアップ”していきますからね。「エグゼイド」の場合は具体的にいうと、今回はまず変身ベルト「ゲーマドライバー」に、「ライダーガシャット」についているボタンを押してから挿入することで、「レベル1」状態への変身をします。レベル1のエグゼイドは見た目もSD調で、瞳や髪の表現などでも、いかにもゲームに出てきそうなキャラクター感が大切にされています。

──とても可愛らしくて、コミカルな雰囲気です。

舟木:「エグゼイド」では怪人もちょっとコミカルで、ゲームキャラっぽく描かれているものも多いです。そして、そのレベル1状態からベルト中央のレバーを操作すると、より強い「レベル2」に変身。バトルはこのレベル2状態が中心となります。「ゲーマドライバー」にはもうひとつのスロットがあり、ここに別の「ライダーガシャット」を挿入すると、さらにレベルアップする仕組みです。

 
▲仮面ライダーエグゼイド。インパクト満点の「レベル1」から「レベル2」にレベルアップする。(写真はバンダイの玩具『レベルアップライダーシリーズ01 仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー』)

仮面ライダーエグゼイド「レベル1」から「レベル2」への変身ギミックを舟木さんに実演してもらいました。以下の動画でチェック!(39秒)

コレクション要素のあるキーアイテム「ライダーガシャット」
──「ライダーガシャット」が何種類もあるのは、近年の『仮面ライダー』シリーズを踏襲していますね。

舟木:「ライダーガシャット」は1本1本が別のゲームソフトを表していて、そのゲームのモチーフの力を使って戦うイメージになっています。ちなみに10月1日発売予定の『変身ベルト DXゲーマドライバー』に付属する「ライダーガシャット」は、エグゼイドの基本スタイルである「マイティアクションX」というタイトルがついています。

──いかにもアクションゲーム風な…

舟木:そういうことです(笑)。このほか、『DXシャカリキスポーツガシャット』が先行発売中で、10月中旬に『DXタドルクエストガシャット』、10月15日には『DXバンバンシューティングガシャット』が発売予定なんですが……

──スポーツゲームにシューティングゲームに? “クエスト”はRPGでしょうか。

舟木:……といったように、様々なゲームジャンルが「ライダーガシャット」として今後も登場します。

仮面ライダーが、仮面ライダーたる証
──これまでの『仮面ライダー』シリーズにない世界観が盛りだくさんの「エグゼイド」ですが、ライダーのデザインも、ポップで非常に様変わりした感がありますね。

舟木:たしかに、ライダー本体のデザインもゲームコントローラー風の胸部を筆頭に、ゲームモチーフがいたるところに詰め込まれていますね。「レベル1」エグゼイドのように、これまでにない風貌のライダーも登場します。しかし、世界観が何であれ、ライダーへの変身にベルトは不可欠ですし、最も重要な必殺技は、やはりライダーキック。また、マスクの額にはアクセントとなる“Oシグナル”がライダーのシンボルとして必ず存在しています。「エグゼイド」は、歴代からみるとかなり個性的ではありますが、仮面ライダーのアイデンティティはけっして失ってはいない。その上で、遊び心を多数盛り込んでいるのが、「エグゼイド」の大きな魅力といえますね。

「仮面ライダーエグゼイド」玩具インタビューはまだ続きます。近日公開の後編では、「ライダーガシャット」を複数使ったレベルアップや、玩具のLED、サウンドにまつわる話など、さらに詳しく『変身ベルト DXゲーマドライバー』に迫ります! お楽しみに。

取材・文/阿部美香 撮影/編集部

(c) 2016 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

関連サイト
仮面ライダーエグゼイド 公式サイト(東映)
仮面ライダーエグゼイド 公式サイト(テレビ朝日)
仮面ライダーエグゼイド おもちゃ公式サイト(バンダイ)

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最終更新:9/23(金) 21:07

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