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阪神・藤浪 秋季キャンプで待ち受ける「肉体徹底強化」

東スポWeb 9月23日(金)16時32分配信

 阪神の悩めるエース・藤浪晋太郎(22)が22日の広島戦(マツダ)で1失点完投、8月24日のDeNA戦以来となる7勝目を挙げた。

 今季の広島戦は7試合目の登板でようやくの初白星。「しっかりと打者との間を作ることを意識して、それがいい方にいった。シーズン終盤まで試行錯誤して遠回りしたけど、いい感覚が出てきたと思う」と手応えを口にした。

 金本監督も「(広島に)今年このまま(悪い状態)で終わるのと、いい投球で終わるのとは違う。(9月3連勝の)岩貞の存在もいい刺激になってるんじゃないか。負けられないとか意識すべきだと思う」と話したが、自己ワースト更新の11敗を喫し、新人のシーズンから3年連続で到達していた2桁勝利も絶望的な状況の藤浪への周囲の目は厳しい。

 すでに藤浪は10月下旬からの秋季キャンプ参加が決定。金村投手コーチは「キャッチボールを大切にしてほしい」と基本中の基本から再生を目指す方針を明かしているが、チーム内からは「藤浪にはこれまでのようなマイペース調整は認めるべきではない。故障を気にしてコーチら周囲も甘かったけど、走り込み、投げ込みと、もうケツを叩いてでもやらせないとダメだ。スパルタとか、精神的な話ではなく、ケガをしないため、フォームを崩さない体づくりのためにも鍛え上げる必要がある」との意見が噴出。そんな声に呼応するように首脳陣は秋季キャンプで藤浪も対象となるナインの早朝ウエート練習の強化を決めた。もはや藤浪に「特別扱い」の4文字は存在しないのだ。

「(藤浪には)しっかり今のうちにいろんな教育をチームとしてしていかないといけない」と、その再生をチームの最大課題にしている金本監督。今オフ、藤浪に安穏とした時間はなさそうだ。

最終更新:9月23日(金)18時2分

東スポWeb

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