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巨額投じた韓国産ヘリコプター 米テストの結果「冬季の作戦は難しい」

中央日報日本語版 9月23日(金)14時22分配信

開発だけで1兆3000億ウォン(約1190億円)が投じられた韓国型起動ヘリコプター「スリオン」(KUH-1)の第一線軍部隊への納品が全面中断された。

ことし初めに米国で実施された結氷テストに通過できなかったためだ。国会国防委員会所属の李チョル圭(イ・チョルギュ)議員(セヌリ党)が防衛事業庁から提出させた資料によると、スリオンは昨年10月から6カ月間、米国ミシガン州で「機体結氷テスト」を受けた。プラス5度~マイナス30度の低温多湿環境で飛行の安全性を確認する試験だった。

試験の結果、スリオンのエンジン空気吸入口などで着氷問題が見つかった。許容値の100グラムを超過する氷がエンジンに張り付いた。

スリオンのエンジンを製作したGEはこれだけの氷がエンジンに吸い込まれればエンジンの翼(airfoil )を破損させるおそれがあると説明した。

国防部と防衛事業庁はスリオンを製作した韓国航空宇宙産業(KAI)に納品中止の指示を出した状態だ。

KAI側は「冬が格別寒いわけでもなく乾燥した韓半島(朝鮮半島)でのスリオン運用には問題ない」と釈明した。

だが、航空気象庁によると、韓国でも霧の多い初冬(11~12月)や初春(2~3月)にはヘリ運用中に着氷現象が起きる。

陸軍本部が使っているスリオンの使用教範にも「着氷が起きた場合には速やかに該当地域を離脱せよ」という内容が記されている。

昨年12月、陸軍航空学教教育中にスリオンが不時着したことも着氷現象が原因ではないかと言われている。

李議員は「2012年6月スリオンが『戦闘用適合』判定を受けた当時も『結氷試験は後ほど受ける』という但書があった」と指摘した。結氷試験はヘリコプターの戦力化のために必須事項だが、これを疎かにしたということだ。

これに対してKAI側は「結氷試験は輸出拡大のための選択事項だ。冬のない東南アジアや中東などには販売することができる」と主張していることが伝えられた。

防衛事業庁の資料によると、今回の試験で指摘された着氷問題を解決するために交替しなければならない部品は全部で7つだ。このうち空気吸入口など3つは設計からやり直さなければならない。防衛事業庁は機能すべての改善が完了するまでおよそ2年はかかるものと見込んでいる。

最終更新:9月23日(金)14時22分

中央日報日本語版

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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