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【中央時評】北核:21世紀の李舜臣と21世紀の安重根(1)

中央日報日本語版 9月23日(金)14時22分配信

北朝鮮の5回目の核実験で、北朝鮮の核と韓半島(朝鮮半島)平和問題は決定的な帰路を迎えている。21世紀初め、世界で最も深刻な安保および核危機を露呈しているのが韓半島だ。韓国の(平和)問題はいつも世界の(平和)問題だった。北朝鮮の核問題も同じだ。国際社会の外に放置されている間、急激に進行している北朝鮮の軍事技術・戦争能力の暴走は至急、制御されなければいけない。

実際、どのように対応するのか。我々は今、非常に大きな危機状況を迎えているが、問題がいくら難しく不可能に見えても、まだ最悪の状況になっていなければ、人間は希望の種をすべて探し出して生かさなければいけない。戦争と平和の理論でいう「後戻りできない戦争勃発地点」直前までは、最後まで絶対努力を傾ける必要がある。幸い、世界のどの主要国もまだ北朝鮮の核を認めておらず、我々はまだ(核)戦争に決して入っていない。韓半島の平和に対する世界の支持も揺れていない。

まず、我々は北朝鮮の核を認めるという悲観主義を越え、平和に向けた最終的な解決策を必ず創案して突破しなければいけない。勝利主義に基づき北朝鮮崩壊・吸収統一・統一テバク(=bonanza、大もうけ/大当たり)を語っていた談論が悲観論に急変し、北朝鮮の核の認定・韓国の核武装・核対立を主張する転換は理性的とはいえない。韓国の核武装論は核不拡散条約(NPT)体制、韓米同盟、戦時作戦権の米国保有、韓米ミサイル協定、韓国経済の貿易依存度、原発用ウラン100%輸入などの状況を考えると実現可能でもない。

韓半島の非核・平和に対する悲観論はいつもインド・イスラエル・パキスタンの経路を例に挙げる。しかし国際努力・条件交換・自己決断で核を中断・放棄・廃棄した国は南アフリカ・韓国・台湾・イラン・アルゼンチン・ブラジル・ウクライナ・カザフスタンの事例で見るように上の3カ国よりはるかに多い。深層研究が必要な事例だ。

2つ目、金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記・金正恩(キム・ジョンウン)委員長の長期にわたる執拗な核開発意志と戦略に対抗した我々の非核・平和の決起と努力が、果たして彼らより大きく一貫性があり切実だったのか問うべきだ。この時の「我々」とは世界と韓国をいう。自国の利益を計算した世界は当然もっと小さかった。韓国は果たして大きかったのか。北核危機の四半世紀、進歩と保守はそれぞれ自らの陣営の政策を固守しようとする間または国内政治のためにお互いを批判する間、北核問題の悪化を放任した責任から自由なのか省みる必要がある。現在の問題の悪化は進歩と保守の失敗を越え、大韓民国(政策)の失敗ではないのか。進歩-保守を越える大韓民国の(北朝鮮・韓半島)非核平和共存政策を必ず創出しなければいけない。

最終更新:9月23日(金)14時22分

中央日報日本語版