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マカヒキ「ここまでは最高」田中博康騎手が太鼓判

日刊スポーツ 9月23日(金)9時28分配信

 自費でフランス修業を重ねるタナパクこと田中博康騎手(30)は、シャンティイの競馬場や広大な調教場をよく知る男だ。5度目となる今回は今日23日に渡仏。10日余りを現地で過ごす。主な目的は厩舎を回り、調教騎乗を通じてさまざまなノウハウを吸収すること。たまたまマカヒキ(牡3、友道)が参戦する凱旋門賞ウイークと日程が重なり、その調整に関わることはないが、「ここまでの過程は最高。人も馬もすごい」と感心する。

【写真】マカヒキ人気に応え快勝、凱旋門賞へ弾み/ニエル賞

 田中博 大江さん(祐輔助手)が以前にシャンティイに滞在していた経験が大きいと思う。あまりに広すぎて馬が不安になってしまう調教場。出入り口もそこら中にあって、馬が急に出て来たりする。まず人が慣れていなければ無理です。

 森に囲まれた調教場の総面積は約400ヘクタールで、英国のニューマーケットに匹敵する世界最大。エーグルなど4地区全てに足を踏み入れたタナパクでも、1歩間違えれば迷子になるという。ニエル賞の内容は、不思議な森にも惑わず、順調な調整ができた答えだった。

 田中博 馬群がばらけないフランスでは密集したまま進むので、折り合いが第一条件! マカヒキは落ち着いていたし、折り合いもついていた。シャンティイはタフで時計がかかるけれど、芝が良くてちゃんと整地されている。競馬場を1度走って、スピードを出しても安全なんだと馬が認識できたことが大きいんですよ。3コーナーからの下りと上りは、そんなに気にすることはない。

 近年の凱旋門賞馬の特徴として挙げたのは「アクセルを踏み込んだ時にシュッと(馬の間に)入れる速さ」。クィーンスプマンテでエリザベス女王杯制覇から7年。フランスに学び続ける好青年も、マカヒキの可能性を信じるひとりだ。【岡山俊明】

最終更新:9月23日(金)11時13分

日刊スポーツ

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