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<豊洲市場>小池知事の定例会見(1)29日にPT第1回

毎日新聞 9月23日(金)16時19分配信

 小池百合子東京都知事は23日の定例会見で、築地市場(中央区)からの移転を延期した豊洲市場(江東区)の主要建物下に盛り土がされなかった問題について、市場問題プロジェクトチーム(PT)の第1回会議を9月29日に開催すると発表した。小池都知事の主な発言と質疑応答は以下の通り。【岡礼子、大村健一/デジタル報道センター】

【写真】盛り土がされず空間が広がっている豊洲市場の地下



 ◇「盛り土行わない」 決定時期と人物の特定に至らず



 小池知事 市場問題プロジェクトチーム(PT)会議の第1回を、9月29日午後1時から午後2時半まで都庁で開催します。小島(敏郎)座長(弁護士、青山学院大教授)をはじめ有識者にお集まりいただきます。議題は1回目なので、PT発足の趣旨、築地から豊洲への移転の経緯、検討課題と検討手順を予定しています。これまでの経緯をあらためて整理し、検討課題を洗い出します。報道機関の方々には最後まで公開して、ネットでも中継し、検討をオープンな場で議論したいと考えています。このプロジェクトのメンバーは、それぞれの分野で専門の知識、経験を生かしていただける方、客観的な第三者の視点によるチェックを期待しての人選になっています。

 豊洲市場の地下空間問題ですが、リオから帰国した21日に事務方から報告を受けたところです。モニタリングのための作業空間が必要だったとか、施設の建設設計を進める過程で、地下空間を設けて盛り土を行わない方針が固まっていたという説明がありましたが、時期と決定者の特定には至っていないということです。

 いつ誰が盛り土をしないことを決定したのか、ホームページ、議会答弁、事実と違っていたではないかといった点、建物の下に盛り土をしなかったことを知っていた職員がなぜ専門家会議に意見を求めなかったのか。こういった点については、まだあいまいな部分を残している内容としか思えませんでした。したがって、より詳細な解明が必要なわけで、調査を引き続き続けるということです。

 それから早急な報告、これは今月中、9月いっぱいで結果をまとめたいと考えています。報告そのものが、都庁が実際に自律改革ができるかどうかの試金石でもあると思うんですね。先輩方に嫌な話を聞かなければならないし、自分が関わっていたとは言いづらいこともあるでしょう。だけど、都政の信頼を回復するという一番大きな課題のためには、都そのものが問われることになるので、報告書についてはしっかりやってほしい。やらなければならないと思っています。

<詳報(2)に続く>

最終更新:9月23日(金)18時26分

毎日新聞

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