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家の裏山の土砂山がさらに危険に 2年前から不法な残土

毎日放送 9月23日(金)19時40分配信

 2年前に憤懣本舗でお伝えした、奈良県葛城市の民家の裏に違法に残土が積まれていた問題で、22日、憤懣主からFAXが届きました。今週の台風で残土の一部が崩れたというのです。早速現場を取材しました。

 22日届いたFAX。『台風16号による大雨で一部が崩落致しました』と書かれています。そこで23日、憤懣主の阪本さんを訪ねました。

 「これが今回の台風16号で崩れたところです。」(阪本嘉須彦さん)

 連絡のあった通り、積まれた残土の一部が幅15mほどにわたり崩落していました。

 Q.崩落を見てどう感じた?
 「やっぱりかと。台風の時はもうそれこそ嫁も子どももいるので、逃げられる状態にはしとけよと言っていた。」

 2014年に憤懣本舗で取り上げた奈良県葛城市に積まれた残土問題。民家のすぐ傍に違法に積まれた建設残土とみられる土砂に住民らは不安を抱いていました。当時、県の指導により業者は残土の撤去を始めましたが、作業には2年がかかるとしていました。しかし…現在の状況をよく見てみると…2年前と比べると、確かに少なくはなっていますが、それでもまだ高い山が。空からの映像でも比べてみても残土の形状は大きくは変わっていません。

 「(撤去作業は)月に2日ほどしか動いていない。持ってくる時は1日に10台も15台も来ていたけど。」(阪本嘉須彦さん)

 直接業者に連絡をしてみました。

 Q.なぜまだ残土が残っている?
 「なんで残っているって、そら一遍に取られへんやんか。ちょっとずつ出しているやんか。県と市とちゃんと3か月に一度打ち合わせしながら仕事している。」(残土を積んだ業者)

 葛城市の担当者は撤去作業の遅れは安全を重視しているためと説明。ただ今回の一部崩落を受け、23日朝業者を呼び出したといいます。

 「こういった形で崩れていくという結果が出ているので、それに対する対応策をしてもらわなければいけないので、市としてもきつく申し入れている。」(葛城市 池原博文産業観光部長)

 当初から残土は農地法違反とみている奈良県も、撤去作業の遅れについては2度文書勧告したといいますが…

 「(行政は)指導してます指導してますと、何百回何千回と聞いているので、もうそういう話はいらないので。いついつまでにちゃんとしますという、ちゃんとした応えを聞きたいですね。」(阪本嘉須彦さん)

毎日放送

最終更新:9月23日(金)19時48分

毎日放送

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