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蓮舫代表、福岡でカツ!自民公認争いのすきに街頭

日刊スポーツ 9月23日(金)9時53分配信

 民進党の蓮舫代表(48)は22日、衆院福岡6区補選(10月11日告示、23日投開票)の応援で、福岡県に入った。東京10区補選とともに、代表としての初陣。福岡6区は自民党の分裂選挙が確実で、「漁夫の利」をもくろむが、情勢は見通せない。蓮舫体制の基盤が安定しないうちに、安倍晋三首相が衆院解散・総選挙に踏み切るとの臆測もある。補選の結果は直後の国政選挙に影響するジンクスもあり、「党の顔」としていきなりの正念場を迎える。

 蓮舫氏は党公認の新井富美子氏(49=元・在インド日本国総領事館職員)の事務所を訪問。西鉄久留米駅前での演説では、「高度経済成長のような夢は来なかった。安倍政権に目を覚ましてもらう」と、アベノミクスを批判。「人への投資」への転換を訴えた。

 15日に代表に就任したばかりの蓮舫氏だが、福岡6区、東京10区の2補選はトップの手腕が早くも問われる機会。特に、福岡6区は、対抗馬の自民党内で、泥沼の公認争いが継続中。民進党は敵の混乱の中、組織固めを進め、蓮舫氏の福岡入りもその一環だ。

 同補選は、鳩山邦夫元法相の急死に伴うもの。本来、自民党には「必勝パターン」になる弔い選挙のはずが、鳩山氏の次男二郎氏(37)と、福岡県政の「ドン」といわれる蔵内勇夫・党県連会長の長男謙氏(35)が公認を争う。蔵内陣営の選対本部長は麻生太郎財務相で、鳩山氏を支援する党内グループ「きさらぎ会」の顧問は、菅義偉官房長官。政権大物の「代理戦争」も重なり、告示まで20日を切っても結論は出ない。

 2人を無所属で戦わせ、勝った方を選挙後に公認する苦肉の策も浮上する中、民進党では、「自民お家騒動」で2人が出馬すれば、保守票分裂で共倒れ→野党に「漁夫の利」が転がり込むチャンスもあると判断。共産党も新人候補を擁立予定だが、4月の衆院北海道5区補選や7月の参院選での野党共闘が一定の成果を上げており、候補者一本化を模索する動きもある。

 過去の補選は、直後の国政選挙の結果を左右してきた。12年10月の衆院鹿児島3区補選で自民党が勝ち、直後の衆院選で旧民主党は政権を失った。第2次安倍政権以降、今年の衆院京都3区の不戦敗を除き、自民党が勝利する中、蓮舫民進党は一矢報いることができるか。蓮舫氏が初陣で敗れれば、安倍晋三首相の早期解散戦略も現実味を帯びる。「選挙の顔」への期待込みで選ばれた蓮舫氏に、早くも正念場が訪れている。

最終更新:9月23日(金)11時0分

日刊スポーツ

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