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情報公開 「不開示不当」1件 裁判所の不服審査1年

産経新聞 9月23日(金)7時55分配信

 昨年7月からスタートした全国の裁判所に対する情報公開請求に関する第三者機関への不服申し出制度で、有識者による諮問機関「情報公開・個人情報保護審査委員会」が、1年間で39件答申し、うち1件を「裁判所の不開示決定は不当」とし、苦言を呈していたことが分かった。

 審査委が不当としたのは、「司法修習生の実務修習希望地調査表」の不開示判断。最高裁は今年1月、「存在しない」として開示しなかったため、開示を求めていた申出人が不服を申し立てた。

 不服審査で最高裁は審査委に、「不開示判断の段階で文書は最高裁に存在したが、すでに廃棄を決めていたため、廃棄済みで存在しないとして開示しなかった」と説明。最高裁は審査委に「改めて開示する」と報告した。

 審査委は6月、「廃棄予定としていたことだけを理由に廃棄済みと判断した対応は、文書管理、開示のあり方としては不適切」と指摘。「文書の保存、廃棄のあり方について、認識を再確認し組織全体で共有することが望まれる」と苦言を呈した上で、開示すべきだとした。裁判所の情報公開の在り方に、審査委が注文をつけたかたちだ。

最終更新:9月23日(金)7時55分

産経新聞

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