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マレーシア・プロトンの提携模索、仏PSA含む3社が関心=関係筋

ロイター 9月23日(金)19時25分配信

[クアラルンプール 23日 ロイター] - 複数の関係筋によると、マレーシアの自動車メーカー、プロトンが提携相手を模索していることについて、「プジョー」や「シトロエン」を擁するフランスのPSA<PEUP.PA>を含む少なくとも3社が関心を示している。

PSAのパリの広報担当者は「プロトンと株主のDRBハイコム<DRBM.KL>の申し出に対して、対応していることを確認する」と述べた。PSAの対応の内容や、プロトン側の提案の詳細についてはコメントを拒否した。

関係筋によると、プロトンは今年、20社近くの海外の自動車メーカーに提携を提案。クアラルンプールの関係者によると、DRBハイコムは、プロトンの過半数株売却を排除しておらず、プロトンが保有する英スポーツカーブランド「ロータス」の売却を検討する可能性もある。

また、関係筋によると、プロトンからの提携の提案については、スズキ<7269.T>とフランスのルノー<RENA.PA>も対応しているという。

スズキとルノーはコメントを控えた。ロイターの取材申し込みに対して、プロトン、DRBハイコムからの返答はまだ得られていない。

プロトンはマレーシアに製造拠点が2カ所あり、年間生産能力は最大40万台だが、昨年の販売台数はわずか10万2000台だった。十分に活用されていない製造施設へのアクセスが、海外企業にとって魅力的に映る可能性がある。関係筋は、海外企業はプロトンの施設で自動車を生産し、経済成長の著しい東南アジア諸国に輸出することも考えられる、と述べた。

プロトンは1993年のピーク時には国内市場で74%のシェアを誇っていたが、その後は品質やサービスの問題に直面するなどして市場シェアは約15%に大きく縮小した。

政府は4月にプロトンに対し15億リンギ(約3億6500万ドル)の金融支援を実施したが、同社の事業モデルは持続可能でないとの見方を示し、海外の戦略的パートナーが必要だと指摘していた。

最終更新:9月23日(金)19時28分

ロイター