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安倍外交、北包囲網 経済連携「イラン訪問したい」

産経新聞 9月23日(金)7時55分配信

 【ニューヨーク=石鍋圭】安倍晋三首相は21日(日本時間22日)、イランのロウハニ大統領と米ニューヨークで会談し、「しかるべき機会を捉えてイランを訪問したい」と意欲を示した。核開発問題をめぐる制裁が解除されたイランと経済面の連携を強化する狙いがある。時期については両政府間で調整する。

 安倍首相は、北朝鮮の核・ミサイル開発に関しては収入源の遮断を念頭に、イランが北朝鮮と軍事協力を断絶するよう求め、「朝鮮半島の非核化に向けたメッセージをともに発信したい」と述べた。ロウハニ師は「世界のいかなる地域でも大量破壊兵器の開発は地域の安定に資さない」と語った。

 日本とイランの経済協力をめぐり、首相は「(イランとの)ビジネスを本格化させたい」として、投資環境の整備を求めた。イランは世界有数の石油や天然ガス埋蔵量を誇っており、首相は日本企業のイラン進出を後押ししたい考えだ。

 イランとサウジアラビアとの対立については、首相が対話を促した。ロウハニ師は「緊張関係は望まない」と応じた。

 首相のイラン訪問が実現すれば、現職首相としては昭和53年の福田赳夫首相(当時)以来となる。

最終更新:9月23日(金)7時55分

産経新聞