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バドミントン 山口がリオ銅メダル奥原を初撃破

デイリースポーツ 9月23日(金)18時26分配信

 「バドミントン ヨネックス・オープン・ジャパン 」(23日、東京体育館)

 女子シングルス準々決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪代表の山口茜(19)=再春館製薬所=が、同銅メダルの奥原希望(21)=日本ユニシス=との日本人対決を2-0でストレート勝ちし、準決勝に進出した。山口は、奥原との国際大会7度目の対戦で初めて勝利した。

 リオ五輪準々決勝の再現となった日本人対決は山口に軍配が上がった。第1ゲームで21-11と圧倒すると、第2ゲームは競りながらも粘りを見せ、23-21。過去全敗と分が悪かった奥原から初勝利をもぎ取った。

 リオでは敗れたものの1ゲーム目を奪い、「勝負できるイメージはできた」と山口。ただ、スタミナを消耗し、後半戦は足が動かなくなって負けただけに、「(五輪では)全部全力でいってダメだった。今回は攻撃にメリハリをつける意識で戦った」と教訓を生かし、要所でコースにスマッシュを決めた。

 「率直に勝ててうれしい」。国内での対戦を含めても、これが初勝利。一番の難敵だからこそ、シンプルに喜びがあふれた。五輪直後の調整不足で、相手が万全ではないのも承知の上。「正直チャンスだと思った。内容よりも勝つことが大事だと」。東京五輪に向けた初陣で、早くも新たなステップを踏むことができた。

 多くは語らないものの「盛り上げ役は嫌いじゃない」と話す寡黙なエンターテイナー。「滑り込んでのレシーブとかでお客さんにも楽しんでもらえたかと思う」と胸を張りつつ、「個人的には終盤にサーブをミスしたことが一番、自分らしいかな」と“オチ”も忘れなかった。日本のファンの前で、3年ぶりの優勝へ突き進む。

最終更新:9月23日(金)18時33分

デイリースポーツ