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<浜名湖切断遺体>被害者と頻繁に連絡 SNSで

毎日新聞 9月23日(金)22時1分配信

 浜松市の浜名湖で7月、北海道美唄市出身の出町優人(ゆうと)さん(当時32歳)の切断された遺体が見つかった事件で、殺人、死体損壊・遺棄容疑で逮捕された川崎竜弥容疑者(33)=浜松市北区=が、事件直前に出町さんと頻繁に連絡を取り合っていたことが捜査関係者への取材で分かった。静岡県警細江署の捜査本部は、川崎容疑者が出町さんを県内に呼び寄せた後、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。

 出町さんが殺害されたのは7月5日ごろとみられる。捜査関係者によると、事件直前の7月初旬にフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やスマートフォンのメールで頻繁に連絡を取り合っていたという。同じ時期、浜松市など県内の複数の防犯カメラに2人が一緒に行動している姿が映っていた。

 2人は数年来の知り合い。出町さんは京都市で暮らし電化製品製造の仕事に従事していた。事件直前に周囲に「浜松の知人に会いに行く」と話していた。

 殺害場所とみられる川崎容疑者の名義で借りていた静岡県磐田市のアパートの部屋の浴室や、川崎容疑者の車の中から血痕が見つかり、いずれも出町さんのDNA型と一致した。殺害後、車で浜名湖まで運んで遺棄したとみられる。

 一方、川崎容疑者は、浜名湖岸で8月末に遺骨の一部が見つかった浜松市西区西山町の須藤敦司さん(63)から今年2月、マンションの所有権を得ていた。出町さんも殺害される直前、川崎容疑者とこのマンションを訪れていたという。捜査本部は、出町さんの殺害に至る経緯を追及するとともに、須藤さんが殺害された事件との関連も慎重に調べている。【竹田直人、早川夏穂、松岡大地】

最終更新:9月23日(金)22時1分

毎日新聞