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小池都知事、豊洲市場移転可否の判断時期は明言せず

日刊スポーツ 9月23日(金)16時23分配信

 小池百合子都知事(64)は23日、都庁での定例会見で、豊洲市場(江東区)に盛り土がなかった問題で、環境影響評価(アセスメント)の評価書が盛り土を前提に作成されていた件について、一般論として変更届を提出し、アセスメントのやり直しの可否を判断するのに1カ月、やり直しが必要な場合、1年3カ月程度かかると指摘した。

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 その上で「いずれにしましてもPT(市場問題プロジェクトチーム)、有識者会議の皆さま方の科学的な知見に基づいたご判断にお任せする」と語った。

 記者から「いつまで移転を延期するのか、移転そのものを見直すこともありえるかも知れないが、判断の時期はいつになるのか?」と質問が出た。

 小池氏は「いくつかの分析、調査、地検の結果をまたなければいけない。それらを総合的に判断して時期を決めたい」と具体的な時期の明言は避けた。

 豊洲のアセス評価書は、市場建設を担当する中央卸売市場が10年11月に都環境局に提出した。

 その中で、敷地全体で地下2メートルまでの土壌を入れ替え、その上に2・5メートルの盛り土を実施する計画について「対策完了後、環境への影響が生じることはない」とした。評価書は有識者らの審議会を経て同8月に公示されたが、都はその2カ月前の11年6月には、建物の基本設計で盛り土を実施しない地下空間案を取り入れていた。

 都は改めて設置した専門家会議で、地下空間による土壌汚染対策の安全性を検証した後、評価書を修正する方針だ。

最終更新:9月23日(金)17時53分

日刊スポーツ