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<横浜・患者死亡>高齢者医療で評判の病院 近隣住民に衝撃

毎日新聞 9月23日(金)23時40分配信

 地域で評判の病院に何が起きたのか--。横浜市神奈川区の大口病院で入院患者の男性が殺害された事件は、外部からの入室が限られているはずの病室で発生し、点滴に異物が混入されたことによる中毒死という経緯が衝撃を広げている。神奈川県警は捜査本部を設置して本格捜査に着手。男性の突然の悲報に、近所の住民は驚きを隠せない。

 事件が起きた大口病院のホームページによると、病院には内科、整形外科、小児科、リハビリテーション科があり、ベッド数は85床。難病で介護が必要な患者や高齢の患者の医療に力を入れているという。

 病院の近くに住む女性(42)は「ニュースを見て驚いた。お年寄りの患者が多いという印象の病院。近所でこんな事件が起きて怖い」と驚いた様子。近くの飲食業の女性(60)は「寝たきりのお年寄りが多い病院で、長く入院できるからいいという評判を聞いた」と話した。

 死亡した八巻信雄さん(88)は、息子と2人暮らしだったという。自宅の近所の男性(80)は「信じられない。おとなしい人で他人とトラブルを起こすような人ではない。家にあいさつに行ったら、立てない様子で玄関で座っていた」と話す。八巻さんが介助を受けながら車いすに乗り、タクシーで病院に行く姿を覚えているという。別の男性は「工事関係の仕事をしていたようだ。落ち着いた雰囲気の人だった。近所付き合いはほとんどなかった」と振り返る。

 県警神奈川署の記者会見は午後7時半から始まった。広瀬豊署長とともに並んだ県警の若林靖司捜査1課長は「病院施設における入院患者殺人事件特別捜査本部を設置する」と厳しい表情で話し、「106人体制で捜査を尽くす」と説明した。

 県警の発表を受け、23日夜、大口病院前には報道陣が集まった。病院への人の出入りはほとんどなく、病院の外からは目立った動きはみられなかった。午後11時半ごろ、大口病院の職員が報道陣に対し「24日に記者会見を開き、当院の院長から話をする。現在は警察の捜査を見守っている状況だ」と話した。【水戸健一、福永方人、藤沢美由紀】

最終更新:9月24日(土)12時8分

毎日新聞

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