ここから本文です

<横浜・患者死亡>医療従事者が立件された例も 過去の事件

毎日新聞 9月23日(金)23時43分配信

 病院内で患者が殺害される事件は過去にも起き、異物混入が発覚したケースでは医師や看護師など医療従事者が立件される例もあった。

 神奈川県伊勢原市の東海大病院では1991年4月、医師が多発性骨髄腫で入院している男性患者(当時58歳)の家族から「苦しむ姿を見るのがつらい」と懇願され、塩化カリウム製剤を注射し死亡させた。医師は殺人罪で起訴され、横浜地裁は95年、医師に懲役2年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡し確定。地裁は、安楽死が刑事罰に問われない条件として▽苦痛を除去する代替手段がない▽生命短縮を承諾する患者の意思表示がある--といった四つの要件を示した。

 仙台市の北陵クリニック(閉院)では2000年11月、点滴に筋弛緩(しかん)剤が混入され女性(当時89歳)が死亡。他の患者4人への混入も確認され、准看護師の男が殺人容疑などで逮捕された。男は08年に最高裁で無期懲役が確定したが、冤罪(えんざい)を訴え再審請求を続けている。

 川崎市の川崎協同病院でも98年11月に女性医師が気管支ぜんそく患者の気管内チューブを抜き、筋弛緩剤を投与して死亡させた。02年に逮捕された医師は「法律上許される治療中止だ」と主張したが、最高裁は09年に「余命を的確に判断できる状況ではなかった」として殺人罪の成立を認め、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が確定した。【伊藤直孝】

最終更新:9月24日(土)12時8分

毎日新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。