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小池知事会見詳報(1)盛り土問題は月内に報告 報告そのものが自律改革の“試金石”と「お尻をたたいている」

産経新聞 9月23日(金)16時23分配信

 《東京都の小池百合子知事(64)が23日、定例会見に臨んだ。小池知事はリオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式に出席していたため、会見を開くのは今月10日に、豊洲市場の土壌汚染対策で盛り土をしていなかった問題が明らかになり、緊急会見を開いて以来。なぜ、盛り土が行われていなかったのかについて、どういった新事実が飛び出すか、その発言に注目が集まる》

 《黒地に白い模様の入ったジャケット姿で会見室に入ってきた小池知事は、笑顔を浮かべて軽く会釈すると「1週間のご無沙汰です。リオから帰ってきました」と述べ、会見を始めた》

 《冒頭発言では、リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式についてまず言及する》

 「大雨を心配しましたが、ぱらっときましたが、それだけで無事に終わりました。今回は、緑色のタンチョウヅルの柄の友禅の和風ジャケットを披露しました。義足モデル、GIMICOさんのパフォーマンスなど会場がわいて、東京をしっかりPRできたと思っています。これで五輪旗、パラリンピック旗がそろいました。あと4年ですが、わずか4年、たった4年と、重い責任を担ったという思いです。五輪・パラリンピックはスポーツの祭典とともに、文化の祭典ともいえます」

 《そう述べると、10月7日に、中央区日本橋室町の福徳の森特設ステージで予定している「幕開(まくあ)き日本橋~東京2020文化オリンピアードキックオフ~」の説明を始める。リオ五輪、パラリンピックで優秀な成績おさめた選手のパレードも行うという》

 「日本舞踊、能楽師などのステージパフォーマンスを行います。海外への発信にはまず日本人が理解する必要があります。多くの方に来てもらいたいです」

 《冒頭発言では、第2回都政改革本部を29日に開催することについても説明が行われた。前回同様に会議はすべて報道陣に公開し、ネット中継も行うという》

 「当日の議題では、各局が取り組む自律改革の状況報告、情報公開チームの検討状況報告、五輪・パラリンピックの第1次調査報告などを予定しています。特にリオの五輪・パラリンピックが終わって、まさしくこれから準備に拍車がかかるときに行われる改革本部で、スピードアップして進めていきたいです」

 《3つ目の項目として、挙げたのが、豊洲市場の問題だ。第2回都政改革本部と同じ29日に、第1回市場問題プロジェクトチーム(PT)を開くことを宣言した。午後1時から2時半の予定で、こちらも報道関係者には会議をすべて公開し、インターネット中継も行うという。議題は市場問題PT発足の趣旨確認、豊洲移転の経緯、今後の検討課題と検討手順について-を予定しているという》

 「経緯を整理し、検討課題を洗い出す。その手順をまず議論していきたいと思います。PTのメンバーは各分野で経験を持っている人、客観的な第三者の視点でチェックしてもらうことを期待しての人選となっています」

 「リオからも指示しましたが、市場問題は非常に仕事量も、メディアの対応なども多いので人員を強化しました。いわゆる地下空間問題ですが、9月21日に帰国したときに事務方から報告を受け、モニタリングや、設計の過程で盛り土を行わないという説明などは受けましたが、時期の特定にはいたっていません」

 「いつ誰が盛り土しないことを決定したか、ホームページや議会答弁と違う点、盛り土をしないことをなぜ専門家会議に意見を求めていないのかなど、曖昧な部分を残している内容としか思えませんでした。より詳細な解明が必要で、調査を引き続き行い、詳細な報告を、先日のぶら下がり(取材)のときは定例議会が始まる前と話しましたが、今月中、9月いっぱいで結果をまとめたいと思います」

 「報告そのものが、都庁が自律改革ができるかの試金石となります。先輩に嫌な話をきかないといけないこともあるでしょうが、都政の信頼回復という大きな課題のためには、都そのものが問われます。この報告書はしっかりやってほしい、やらなければならないと報告書をまとめるようにお尻をたたいているところです。私からの報告と説明は以上です」

 《早口で冒頭説明を終えると、会見は質疑応答に移る。まずは、幹事社が代表して質問を行う》

最終更新:9月23日(金)16時24分

産経新聞

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