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中国が無人機で尖閣上空で地理データ収集、国有化前 直後にも写真386枚撮影

産経新聞 9月23日(金)20時11分配信

 【北京=西見由章】日本政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化する以前の平成24(2012)年4~5月、中国の無人機が同諸島周辺の上空で地理データを収集していたと中国のニュースサイト「新浪軍事」が23日までに報じた。

 無人機は24年4月27日から約1カ月間、衛星利用測位システム(GPS)を利用して尖閣諸島全域の地理データを収集したという。

 日本による尖閣諸島の国有化直後の24年9月18、19日と10月1日には、中国の国産無人機が2千分の1の地形図作成に向けて上空から測量。毎回の航続距離は760キロ以上、航続時間は7時間40分で386枚の写真を撮影したとされる。領空侵犯があったかは不明。

 日本政府によると、中国機による尖閣諸島の領空侵犯が確認されたのは国家海洋局所属の飛行機による24年12月の飛行が初めて。中国軍無人機をめぐっては25年9月に同諸島北東の公海上空で飛行が確認され、同年6月にも軍無人機とみられる機影が目視された。

 中国人民解放軍の彭光謙少将は2013年1月、中国の別のニュースサイト上で「中国はすでに何度も無人機による釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)上空での偵察飛行を行い、航空写真を撮影した」と発言した。

最終更新:9月23日(金)20時47分

産経新聞