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遠藤、執念で13日目の優勝決定に待った 秋場所

産経新聞 9月23日(金)21時59分配信

 幕内屈指の人気者が13日目を終えて、なお賜杯争いに残っている。唯一2敗を守った平幕の遠藤は、「うれしいです」と現状を素直に喜んだ。

 この日は松鳳山に一気に押され、防戦一方だった。それでも諦めない。俵に詰まった所で右に回り込みながら、相手の左腕を手繰った。

 「流れの中で勝ちにつながったのがよかった」。執念がなせる技だった。八角理事長(元横綱北勝海)も「遠藤は優勝を遅らせているわけだから、立派なことだ」と評価した。

 先頭の豪栄道とは2差。現実的に初優勝は厳しい状況だが、一つでも白星を積み重ねることで来場所の番付は上がり、目指す新三役も近づく。25歳は14日目の高安戦へ向け、「しっかり集中してやっていきたい」と冷静に語った。(藤原翔)

最終更新:9月23日(金)21時59分

産経新聞