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大阪人は知らない「串カツ田中」が東証マザーズ上場

投信1 9月23日(金)8時20分配信

「『大阪伝統の味』とか大阪以外で言う店はアカン」。その日、大阪からやってきた元同僚と一杯飲むべく街に繰り出したとき、彼はある店の前でぼそりとつぶやきました。「確かに知らんな」。上京ホヤホヤだった筆者もそう思ったのを覚えています。

まさかそれから半年もたたないうちに、このお店を運営する会社が上場するとは。そう、このお店こそ2016年9月14日に東証マザーズに上場した「串カツ田中」 <3547> でした。

大阪人は知らない「大阪伝統の味」

大変な失礼を承知であえて申し上げますと、実際のところ大阪人のほとんどは串カツ田中を知りません。それもそのはず、同社が「大阪伝統の味」を売りに第1号店を出店したのは2008年、場所は東京・世田谷です。

以来、順調に事業を拡大し、2016年7月末現在の店舗数は直営・FCあわせて120店舗まで急拡大していますが、関西にはまだ7店舗しかありません。そのうち大阪市内にあるのは2店舗だけ。大阪ではまだまだなじみのない店です。

しかし、百聞は一見に如かずとランチに訪れてみて、串カツ田中はこれまで大阪人(だけ? )が持っている串カツ屋のイメージをいい意味で覆す可能性があるかもしれないと思ったのです。

大阪人が持つ串カツ屋のイメージとは違う!?

筆者が訪れた店舗は、都内の学生やサラリーマンが多い街の一角にありました。店内は清潔で手入れが行き届いており、シンプルなテーブルとイスは決して豪華ではないけれど、居心地が悪いわけではない。

アツアツの揚げたて串カツをほかほかごはんとゆっくり食べられる(そして、たまたまなのかソースは容器に入っていてかけたい放題)。あたりを見回すと女性のおひとり様やグループも少なくない。「大阪の串カツ屋と全然雰囲気ちゃうやん…!」

かつて十数年大阪の梅田に勤めていた頃、筆者は串カツ屋に3回くらいしか行っていません。なんとなく雑多で落ち着かないし、周りで黙々と食べているおっちゃんがちょっと怖いし、立ち食いのところが多くてしんどい。「ソース二度付け禁止」も含めて、お作法がよくわからないのもつらい。そんなイメージがあったからです。

しかし、串カツ田中は基本的にソースは二度付け禁止ですが、それ以外はどれもこうした「大阪の串カツ屋」のイメージには当てはまりません。それを証拠に常連は口々に「家族で行く」というのです。リーズナブルで、ファミリーで行けるB級グルメだというのですね。

実はこれ、串カツ田中が狙っている路線でもあります。老若男女誰でも入りやすい、大衆食堂の明るく活気あるイメージを打ち出した店舗。じゃんけんで勝つと子供のドリンクが無料になるサービスや、子供にはソフトクリームを無料にするようなサービスもあります。これらの取り組みは人気があり、ファミリー層の取り込みは狙い通りに進んでいると言えます。

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最終更新:9月23日(金)8時20分

投信1

チャート

串カツ田中3547
5920円、前日比+430円 - 9月23日 15時0分

チャート

コメダホールディングス3543
1657円、前日比+68円 - 9月23日 15時0分

チャート

鳥貴族3193
2309円、前日比+130円 - 9月23日 15時0分