ここから本文です

パラの熱気、故郷に 義足のダンサー・大前さん公演

岐阜新聞Web 9月23日(金)8時58分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック閉会式でダンスを披露した岐阜県下呂市出身の義足のダンサー大前光市さん(36)が22日、故郷の同市森、下呂交流会館で開かれた福祉イベントに出演しスペシャルダンスライブを行った。世界が注目したダンスを、市民ら約1500人が堪能した。
 下呂で本格的なライブを行うのは初。前日にブラジルから帰国し久々に実家で一夜を過ごしたといい、リオで痛めた手首にテープを巻いてステージに上がった。
 23歳のときに交通事故で左脚を失うも、長短さまざまな義足を使い、表現の幅を広げプロのダンサーになった大前さん。ステージではパラリンピックで披露したプログラムなど3曲に乗り躍動。パワフルに、そして繊細に自らの世界を表現した。得意のバック転も3回連続で成功させて見せた。
 トークショーでは、リオで感じたことを「自分は一人で支えているのではなく、誰かの支えの間にいる。僕には役割があり、リオに行って責任の大きさを実感した」と話した。
 最前列で演技を見守った母(68)は「力強かった。息子が大きく見えた」と笑顔を見せた。同市馬瀬の主婦(69)は「素晴らしかった。下呂の誇りです」と感動した様子だった。
 取材に応じた大前さんは、リオでの演技を「障害がある人の可能性を伝えたかった。自己ベストの演技ができ、金メダルをあげたい」と振り返った。今後について「障害のあるダンサーの地位をもっと確立したい。パラリンピックへの関心が高まり、2020年東京大会への思いも変わった。次も出場したい」と意欲を語った。

岐阜新聞社

最終更新:9月23日(金)13時22分

岐阜新聞Web

豊洲へなぜ市場移転 経緯と課題

築地から市場が移転される豊洲で、都が土壌汚染対策をしていなかったことが発覚。そもそもなぜ豊洲に移転するのか、経緯と課題を知る。