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スピルリナ、「スーパーフード」ブームで再脚光

健康産業新聞 9月23日(金)18時12分配信

市場規模100億円突破

 本紙調査で100億円規模の市場を形成したスピルリナ。“スーパーフードの王様”としてテレビや女性誌で数々の特集が組まれ、子供向け情報誌でも紹介されるなど、急速に知名度を上げている。椿山荘などの高級ホテルを筆頭に、レストラン、カフェ、ラーメン店などあらゆる外食チェーンとのコラボレーションも進む。

 スピルリナは、幅0.005~0.008mm、長さ0.3~0.5mmの“らせん状”をした緑色の微細藻類。藍藻網ネンジェモ目ユレモ科スピルリナ属に属する多細胞藻類で、主に熱帯地方の沼に自生、高温・高アルカリ、高塩分という厳しい条件化でも繁殖する。約30億年前に誕生し、地球に初めて酸素をもたらしたと言われる。

 植物性タンパク質(60~70%)の含量が高く、細胞壁が薄く消化吸収に優れているスピルリナ。特有成分の「フィコシアニン」をはじめ、ビタミン、ミネラルをバランスよく含有するほか、脂肪酸やカロテノイド類などを含む。

 米国では、ハリウッドスターやセレブが注目したことで人気に火が付いた。スーパーフードのリーディングカンパニーであるサンフード スーパーフーズ社など世界的企業がスピルリナ配合製品を販売している。

 日本市場でも、昨今のスーパーフード人気の波に乗り、知名度が格段にアップ。フィットネスクラブでは、運動プログラムとセットで販売するケースもあり、スポーツニュートリション分野でも熱視線を浴びている。  テレビ・雑誌等メディアへの露出も増加し、新製品の発売も活発化。流通量が拡大している。

 テレビでは「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(テレビ東京)、「トリックハンター」(日本テレビ)、「発見!ウワサの食卓」(関西テレビ)、「ジョブチューン」(TBS)など数多くの番組で紹介され、「an・an」「FYTTE」など複数の女性誌でも取り扱われた。

 採用製品は、麺類、製菓、スムージー、ヨーグルト、アイス、ドレッシングなど多岐にわたり、毎月2~3品のペースで新製品が登場している。高級ホテルのメニューにも採用されたほか、麺類ではミシュラン東京2015掲載の「ブンブンブラウカフェ ウィズ ビーハイブ」など、外食とのコラボも増加している。

 また、スピルリナを使用したサラダドレッシングやパンケーキ、ふりかけなどのレシピ提案もバリエーションが豊富に。各社からは、毎日手軽に美味しく取り入れられるよう、1回分が個包装で扱いやすい分包タイプが販売されている。

健康産業新聞

最終更新:9月23日(金)18時12分

健康産業新聞