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ポケモンGO2カ月 中古スマホや過去のソフトに人気波及

北海道新聞 9月23日(金)10時0分配信

 スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信から22日で2カ月となり、札幌圏のスマホ関連機器を扱う店などに波及効果が見えている。スマホを充電するための持ち運び用充電器や、中古スマホが前年同期比の2倍以上の売り上げを記録した。玩具店でも過去のポケモンゲームのソフトが売れている。

「ゲームボーイ」用ソフトに問い合わせ相次ぐ

 ビックカメラ札幌店(札幌市中央区)のスマホ用充電器売り場。旭川市の看護師竹田さくらさん(26)は「ポケモンGOでキャラクターを集めると達成感があり、ついつい長く遊んでしまう。電池もすぐなくなるから」と熱心に選んだ。

 ポケモンGOは、長時間ゲームをする人も多いうえ、位置情報を取得するなどで電池を消費しやすい。このため同店では7月22日の配信直後、充電器売り場に多い時で一度に40人以上が詰めかけたこともある。今も買い求める客が多く、配信後から9月13日までの持ち運び用充電器の売り上げは、前年同期に比べ2・5倍に跳ね上がった。

 この人気を受け、同店は売り場にポケモンGOのお役立ちグッズコーナーを設けた。日焼け止めやスマホの落下防止ストラップなどを販売している。担当者は「寒くなったらスマホ用の手袋やカイロなども販売したい」と意気込む。

 ポケモンGOの作動に適した新しいスマホに買い替えたり、ポケモンGO専用に2台目のスマホを買い求めたりする人も多い。

 中古スマホを扱うゲオモバイル札幌狸小路4丁目店(中央区)も、配信後は例年より2~3割客が増えたという。担当者は「ポケモンGOを子どもにさせるために中古スマホを買った客もいた」と話す。

 親会社のゲオホールディングス(名古屋市)によると、全国の店舗でのポケモンGO対応機種の売り上げは、配信後から7月末までで前年同期の3倍、8月1カ月間で2・4倍を記録したという。

 過去に発売されたゲーム機用のポケモンのソフトを買い求める人も増えている。おもちゃの平野(西区)には、1990年代に発売された携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」用ソフトなどに関する問い合わせが相次ぎ、10人以上が購入した。今年11月に発売される「ニンテンドー3DS」用の新作ソフトには、前回の新作発売時の1・5倍の予約が入っており、同店は「今後さらに予約は伸びそう」と期待している。(本郷由美子)

北海道新聞

最終更新:9月23日(金)10時0分

北海道新聞