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「いかのおすし」で誘拐免れた 女子児童が機転、指導実り警察安堵

福井新聞ONLINE 9月23日(金)17時34分配信

 女子児童を2度、誘拐しようとしたとして福井市の男が逮捕された事件。男はわいせつ目的の犯行である趣旨の供述をしており、ともに声をかけられたり、手紙で呼び出されたりした児童が機転を利かせ、ついて行かなかったり、身近な大人に知らせたりしたことが惨事を未然に防いだ。

 3月30日の事件では、男は警察官をかたった。8月31日は手紙で誘い出した先で、女装して待ち構えていた。ともに「女児を安心させるためだったのではないか」(捜査関係者)とみる。一方で、大型かばんとビニールひもを用意しており「女児をかばんに入れて連れ去ろうとした可能性がある」(同)。現場近くに乗用車を止めており計画性もうかがわせる。

 福井県警福井署では「声かけや呼び出しに応じず『行かなかった』ことや、施設職員らに『知らせた』ことが誘拐を未遂に終わらせた」と指摘。防犯標語「いかのおすし」(行かない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる)が実践されたことに「学校や家庭での指導が実を結んだ」とほっと胸をなで下ろした。

福井新聞社

最終更新:9月23日(金)18時21分

福井新聞ONLINE