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新日鉄住金、厚板 下期も値上げへ ひも付き・店売り 原料高騰受け

日刊産業新聞 9月23日(金)11時56分配信

 新日鉄住金は鉄鋼原料の市況高騰を受け、厚板について2016年度下期もひも付き、店売り分野で一段の値上げに取り組む方針を固めた模様だ。鉄鋼事業が厳しい環境下にある中、本年5月から6月にかけて厚板の店売りなど汎用分野でトン当たり5000円の値上げを実施したが、8月以降、主要鉄鋼原料の原料炭(強粘結炭)のスポット価格の上昇が止まらず、大幅な生産コスト上昇につながる懸念が強まり、再生産可能な価格水準を念頭に本年度上期での値上げ浸透を加速するとともに、さらなる価格引き上げを打ち出す。原料価格急騰の影響はJFEスチール、神戸製鋼所など高炉各社を直撃しており、厚板事業の環境は同様に厳しく、収益改善は急務となっている。

最終更新:9月23日(金)11時56分

日刊産業新聞