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「高校生は恋愛禁止」そんな校則、どう思う?

TOKYO FM+ 9月23日(金)12時30分配信

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、様々な人々に声をかけ、1つのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。
9月6日のテーマは「恋愛禁止、どう思う?」でした。学生時代は色々な校則があります。「髪染め禁止」「買い食い禁止」などはよく聞く校則ですが、どうやら「恋愛禁止」という校則がある学校も少なくないよう。実際の学生さんたちは、このことについてどう感じているのでしょうか。


「恋愛禁止、どう思う?」

◆高校1年生の男性
「恋愛はそれぞれ個人でやりたいものなので、禁止するのはあまり良くないと思います。高校生で恋愛したい時期だし。
(高校時代に彼女欲しい?)
彼女はまぁ欲しいですね、気を使わない程度に!(笑)
(どんな高校時代を過ごしていきたいですか?)
今部活をやっているんで、男女関係なく友達と仲良くして勉学にも励んでいきたいと思います!」

◆高校1年生の女性2人組
「他のクラスなんだけど、男女の仲が良くて距離が近いから、男と女が30cm以上近づいちゃいけないんだって。めっちゃ厳しいよね」
「別によくない? だって高校生だよ! 映画みたいな恋愛したいじゃない! なのに縛られちゃったら、理想の高校生活ができなくなっちゃう。恋愛禁止はナシ!」
「勉強頑張ったらその後に一緒に出かけたりする時間を作ったりすればいいと思う。
(もしテスト期間に彼氏ができて、点数落ちちゃったとかだと?)
でもそれさ、彼氏のせいじゃなくない? 一緒に勉強すればいい」

◆高校2年生の女性2人組
「うちの部活は一応、恋愛禁止ってことになっています。吹奏楽部です。別れたりした時に情緒不安定になったりして、演奏に影響するからだとおもいます。不安な気持ちで音が揺れるっていう。別れたあと気まずくなったり、部活でゴタゴタしたり、仲間割れとかしちゃって人間関係が噂になったりして様々なことに影響が出てきちゃうから。恋愛禁止、アリです! 別れるのは理由があってのことなので、それを気にして話し辛くなるのはあると思います。みんなが配慮をしなければならなくなる。
(もし好きな人にお付き合いしてくださいって言われたら?)
やっぱり、音楽をしに部活に入っているはずなので、自分のせいで部活の一部を壊すのはいけないと思います! 恋愛するなら他の部活ですればいいじゃんって」

◆高校2年生、同じく吹奏楽部の女性
「禁止じゃなくていいと思います。女子校で、部活だけ男子校と合同で吹奏楽部をやってるんですけど、恋愛禁止になってます。
(周りの子で恋愛がバレたりってこと、ありました?)
よくあります。1回バレて、先生と話し合ってました。自分だったら、その恋は諦めて部活をがんばる。でも別に恋愛していいんじゃないかと思います。
(恋愛していたら部活できなくなる?)
私の場合は、そう思います。恋愛しちゃったら、部活じゃなくてその人を優先しちゃうから。そこは諦めて練習をがんばります!」

◆高校1年生の女性
「そうですね、恋愛の経験がないと将来結婚どうするのかな、と思います。
(友達で恋愛禁止の学校に行っている人いる?)
何人かいます。そこは芸能関係なので『見つかったらヤバイ!』って言っているのをよく聞きます。大変だなって。
(今はどう? 高校生活で恋愛とかは?)
女子校なんで、逆に気をつけなさい!とは言われます。『普段男の人と関わっていないからそういうのわからないかもしれないでしょ? だから気をつけてね!』って、先生に言われます」

◆高校1年生の男性。彼女とデート中でした。
「恋愛禁止はナシだと思います。スポーツ強いところとかは、そのスポーツだけに集中して欲しいっていう目的があると思うんですけど、そうでなければやっぱ恋愛したほうが部活も逆に頑張れると思うし。恋愛まで口出しされちゃうと可哀想だなっておもいます。他にも楽しいこといっぱいあるんで、楽しいことを増やしたほうが部活ももっと積極的にできると思います。
(彼女と一緒ですけど、どちらかがもし恋愛禁止だったらお付き合いしてなかったですか?)
わからないですね。でも……、付き合ってなかったと思います。あー、やっぱりしちゃうかもしれない(笑)」

◆高校1年生の男性
「僕的にはナシだと思いますね! 恋愛なんて自由だと思うので、普通に好きな人作って楽しめたら人生変わると思う!
(周りに禁止されている学校に行っている子いる?)
います! その子は彼女とか作れないって言っていたのでちょっと可哀想だなって思います。部活とか学校内で彼女作ると、先生から厳しい注意を受けて2回目は退学!って。厳しいルールですね。
(高校生活どう過ごしていきたい?)
いずれ彼女作ってテストとかも頑張って。
(早めに恋愛のステップは踏みたい感じ?)
はい、そう思ってます!!」


【高校生たちの生の声を聴いて】
ただ闇雲に「恋愛禁止なんてイヤ!」というだけでなく、自分なりの考えを持って反対・賛成を言ってくれた高校生の皆さん。大人は“まだ”高校生だから、と規則を決めているのかもしれませんが、実は大半の高校生は大人が思っているよりずっとしっかりと考えているのかもしれません。恋愛には危険な要素も確かにありますが、学生時代の恋はきっと人生の大切な思い出になるはずです。

【恋愛禁止はアリ? ナシ? ……揺れる心】
パーソナリティの堀内貴之は今回の東京の声を聴き、こんなコメントをしていました。
「今日は色んなことを思いました。心が揺れたというか。先生に気を付けてねって言われた女の子の声を聴いていて、その子を守りたいっていう先生の気持ちも見えてきて……。20年前くらい、援助交際とか色々風紀が乱れたことがあり、そこから色んなことで学校でも対策が練られたのかな、とかね。でも恋をしたほうが部活を頑張れるっていうのも、わかるなぁ。歌だって、そういう歌が溢れてますもんね。一緒に帰り道を帰りたいとか、それくらいならいいじゃん、って(笑)。禁止されても、かいくぐってやればいいじゃない、なーんて思ったりしました」

恋愛は誰かに止められて止まるようなものではなく、ルールで抑えられたら余計に突き進んでしまうことも。ですが学校も責任があるので、なかなか難しいところです。
恋が高校生たちにとって良い作用をするように、大人たちがアドバイスできるのが理想かもしれませんね。

(TOKYO FMの番組「シンクロのシティ」2016年9月6日放送より)

文/岡本清香

最終更新:9月23日(金)12時33分

TOKYO FM+