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ムンクの「叫び」についていた白いシミの正体が明らかに

ギズモード・ジャパン 9月23日(金)22時10分配信

ムンクの叫びにこびり付いた「鳥のフン」疑惑、ここに晴れる。

ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクが描いた名画「叫び」についている白いシミの謎を、ベルギーのリサーチチームが調査の末に突き止めました。長い間、鳥のフンだといわれてきましたが、一体なんだったのでしょう?

実はムンクの「叫び」は4つのバージョンがあり、オスロ国立美術館に所蔵されている「叫び」は1番始めに描かれたものとされています。そして、その1枚が有名になったのは、叫んでいる人の肩のあたりにヘンテコな白いシミがこびり付いているからでした。この件について絵画の専門家たちは、ムンクはよく外で絵を描いていたため、空を飛んでいた鳥が落としたフンであると思い込んでいました。

しかし、オスロ大学の美術管理員であるTine Froysakerさんは、鳥のフン説を信じない人のひとりでした。彼女はノルウェーの教会から鳥のフンをいくつか採取して顕微鏡で観察したところ、「叫び」に付いている白いシミの物質とは全然違うことを発見しました。

美術館の絵画管理員のThierry Fordさんも鳥のフン説に疑いを持っていたひとりでした。「鳥のフンは物を腐食させたり軟化させることでよく知られています。車を持っている人なら知っていることだと思います」Fordさんはそう語ります。そして、ムンクは壊れやすいボール紙に「叫び」を描いているため、作品を外にさらしてせっかく描いた絵を台無しにするリスクがあることはしないだろうと話しています。

それに加えて、この白いシミは絵の具の中に溶け込むことも、絵を痛めて軟化させることもなく、しっかりと絵の1番上に付いているんです。そして、白いシミそのものがちょっと剥がれたような感じも。絵の1番上に付かないと剥がれることはありません。それもあってFroysakerさんは、ムンクがアトリエで他の絵の作業をしているときに、たまたま「叫び」のキャンバスに白の絵の具などが付いてしまったと考えるほうが、鳥のフン説より説得力があるんじゃないかと考えました。

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最終更新:9月23日(金)22時10分

ギズモード・ジャパン

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