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食べ物を落としたときの5秒ルール、実は意味なし

ギズモード・ジャパン 9月23日(金)23時10分配信

日本では「3秒ルール」が主流な気がしますが、3秒でもやっぱダメ?

悲しいかな、科学に証明されてしまいました。食べ物を落としても3秒とか5秒ならセーフ!っていうのは、大間違いだそうです。でもやっぱり一瞬ならいいかなって思って食べちゃうかも。

地域によっては微妙に秒数が違いますが、一般的に「5秒ルール」と呼ばれる暗黙のルール。食べ物を落としても5秒以内なら食べても大丈夫っていうものです。でも科学者の中では議論がされてきました。実は以前、研究室で実験が行なわれ、5秒ルールが神話ではないと科学的に証明されたというニュースがありました。でもその実験は、論文として正式に発表されたわけではなかったのです。ということで、この5秒ルールを題材にした唯一の論文が実は存在しまして、それを読むと「食べ物には地面に落ちた瞬間からバクテリアが移動する」ということがしっかり記されていました。5秒ルール大丈夫だと思ったのに、あっさり覆されてしまいました。

そして今回、Applied and Environmental Microbiologyに発表されたラトガース大学の研究者たちによる新しい論文でも、食べ物が地面に落ちてから5秒間は大丈夫というということは...ない!と確認されました。地面に落ちている時間が長ければ長いほど、その分バクテリアが食べ物に入ってきてしまうんだそう。過去に発表されていた論文にも、食べ物は落ちた瞬間から汚染されてしまうと書かれていたので、やっぱり同じ結果なんですね。

研究者たちは、どんな種類の食べ物がどんな種類の表面に落ちるのか、というのでも大きく違ってくるということを発見しました。例えば、落とすならどこがいちばんマシか? ステンレススチール表面に落ちるのはあまり汚くならなそうですが、実は、カーペットの上に落ちるのがもっともセーフなんだそう。他にも陶器や木の表面というのも実験されたようですが、カーペットの表面が平らではないので食べ物に接触する部分が少ないからでしょうか。他には、食べ物がどれだけ水分を含んでいるかにもよるみたいです。水分を含んでいると、その分バクテリアを素早く吸収してしまうからです。テストされた食べ物の中では、スイカが1番バクテリアを吸い上げてしまい、グミが1番汚くならなかったそうです。

これからは落ちるもの、落ちる場所に注目しながら、ものすごい速さで拾い上げるスキルが必要ですね。うーん、できるかな...?

image by Christin Lola/shutterstock

source: Applied and Environmental Microbiology

Ria Misra - Gizmodo US[原文]

(リョウコ)

最終更新:9月23日(金)23時10分

ギズモード・ジャパン