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李克強首相「対話と交渉」…安倍首相「力合わせて北朝鮮を断念させるべき」

ハンギョレ新聞 9月23日(金)7時23分配信

日中指導者、国連総会で対照的な演説

 中国の李克強首相と日本の安倍晋三首相が、21日(現地時間)の国連総会演説でそれぞれ北朝鮮問題に言及し、「対話を通じた解決」と「共同圧迫」という対照的な態度を示した。

 李首相は同日、米ニューヨークで行った基調演説で、朝鮮半島問題に対する中国の基本原則である「3大堅持」(3大原則)(非核化、平和・安定、対話・交渉を通じた解決)を再確認しながら、「国際不拡散体制を有効に維持しなければならない」と述べた。李首相の演説のテーマが、朝鮮半島や国際安保問題ではなく、全世界の「持続可能な発展」だっただけに、北朝鮮核問題に費やされた時間は全体の演説時間19分のうち20秒ほどで、長くはなかった。李首相は同日の演説で、貧困と飢餓、テロなど国際社会の様々な問題は発展が遅れた状態で発生しており、これを解決するためには、経済的発展を持続的に成し遂げなければならないと指摘した。そして、国連が主導する世界平和と安定が持続可能な発展にとって意味が大きいとして、シリアと北朝鮮の核問題、そして領土や海洋主権などの問題を関係国が対話と交渉を通じて平和的に解決することが重要だと強調した。

 一方、安倍首相は演説の冒頭から北朝鮮核問題に焦点を合わせた。彼は、北朝鮮の最近の核・ミサイル実験に触れながら、「国連の存在意義を問いたい」と切り出した。彼は日本が国連に加盟してから60年が経ったとしたうえで、「本来は今日、60年の軌跡を振り返り、世界の平和と繁栄を図った我が国(日本)の過去を静かに顧みるつもりだった。しかし、北朝鮮の威嚇が新しいレベルに達した」と述べた。安倍首相は「力を結集して北朝鮮の計画を断念させなければならない」として、安全保障理事会の輪番制の理事国として北朝鮮の核問題に関連した安保理の議論を主導すると明らかにした。

 同日、李首相と安倍首相は、国連本部内で数分間立ち話を交わしたと読売新聞が報じた。安倍首相は「安全保障理事会で中国と緊密に連携したい」と述べたのに対し、李首相は、北朝鮮には直接言及せず、「北東アジア問題については、日本と協力していきたい」と述べたと同紙は伝えた。

北京/キム・ウェヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:9月23日(金)7時23分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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