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入園申込5人未満の幼稚園は休園、石垣市教委が来年度方針 事前説明なく親ら反発

沖縄タイムス 9月23日(金)9時20分配信

 【石垣】石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は、来年度から入園申込者数5人未満の市立幼稚園を休園にする方針を決めた。市内で22日、住民説明会があり、市教委は「集団学習による質の高い学習環境を整えるため」などと理由を説明。保護者らは事前説明なしに決めたことに「納得できない」と反発した。

 市立幼稚園管理規則で1学級の定員を「35人以下」としていたが、8月の市教委定例会で一部改正。「5人以上」とし、それに満たない幼稚園を休園にすることを決定した。

 来年1月末までの募集状況を見て休園とする幼稚園を判断し、対象地域で説明会を開く方針。市による園児の送迎など対象の保護者らの負担軽減策を行うとしている。

 現在、園児数が5人未満の幼稚園は4園。説明会では対象となり得る園の保護者らが反発し、園児らの精神的影響や地域衰退などを不安視する声が相次いだ。

 大得英信教育部長は、事前説明なく規則改正に至ったことを陳謝。保育士不足の現状や園児受け持ち数が異なる教諭らの格差是正なども理由に挙げた。1人だけの幼稚園に通う娘(4)がいる女性(44)は「保護者の話も聞こうとせずに許せない。地域に出向いて、園児の輝く表情も見て、考え直してほしい」と訴えた。

最終更新:9月23日(金)12時35分

沖縄タイムス