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<ハリアー事故>沖縄での米軍機墜落 復帰後の件数は

沖縄タイムス 9月23日(金)13時40分配信

 沖縄県のまとめでは、1972年の本土復帰後の44年間に、県内で発生した米軍機墜落事故は今回を含め46件。単純計算すると、年1回を超える頻度で墜落が起きていることになる。

 復帰前の59年6月には石川市(現うるま市)の宮森小学校にF100ジェット戦闘機が墜落し、児童ら18人が死亡した。

 復帰後では99年4月に、国頭村沖にCH53ヘリが落ち、乗員4人が犠牲となった。2004年8月には沖国大にも米軍ヘリが墜落。民間人に被害はなかったが、機体の破片などが大学周辺の住宅地に散乱した。

 「墜落」にはカウントされていないが、昨年8月には、うるま市沖でMH60ヘリが米海軍輸送艦に「着艦失敗」する事故もあった。

■ハリアーの事故 70年代多かった

 航空評論家の青木謙知さんの話 AV8ハリアーは実用化された1970年代中ごろ、オスプレイと同じように事故が多かった。垂直離着陸の特殊な飛行機で、パイロットが操縦をマスターするのに時間がかかる機種でもあった。今では、事故率はほかの航空機と変わらないが、機数自体が減っており、最新鋭のF35戦闘機への交換が進められている。最近では2014年、嘉手納基地に緊急着陸した際に出火する事故があった。ハリアーのこれまでの事故は、ほとんどが離着陸の時であり、飛行中の事故は記憶にない。

最終更新:9月23日(金)13時40分

沖縄タイムス