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初女さん 癒やしの力/写真家2人作品展

Web東奥 9月23日(金)11時13分配信

 岩木山のふもとで、悩みを抱えた人の心を癒やす「森のイスキア」を主宰し、2月に亡くなった佐藤初女さん(享年94)を追い続けた写真家2人の作品展「二人の写真家が見た佐藤初女」が30日から、青森県弘前市内で開かれる。台所に立って、手づくりの食で訪れた人をもてなす佐藤さんの姿は、今も多くの人を魅了している。10月9日まで。
 佐藤初女さん・弘前写真展実行委員会(東京・集英社内)が、佐藤さんの軌跡を地元弘前で伝え続けようと、誕生日の10月3日に合わせて開催する。
 晩年まで20年間撮り続け、佐藤さんの遺作(同社刊)の写真も担当した岸圭子さん(52)=埼玉県=と、2013年からフィルムに焼き付けてきたオザキマサキさん(42)=滋賀県=の作品を展示する。
 佐藤さんについて「優しさや穏やかさの中に、りんとした強さを感じさせた」などと振り返る2人。佐藤さんは、会話や料理など何をするにも心を離さず集中し、周囲には厳かな空気が漂ったといい、その雰囲気にひかれたという。
 岸さんのカラー85点は弘前市のスペースデネガに、オザキさんのモノクロ16~24点は百石町展示館(30日~10月4日)や、クリスチャンだった佐藤さんゆかりのカトリック弘前教会(10月5~9日)に並ぶ。
 入場無料。初日9月30日にデネガでオープニングパーティーを開くほか、翌10月1日には同展示館でアーティストトークを行う。ともに午後5時から。
 会期中(10月2日を除く)は午前10時から午後2時まで、弘前市常盤野の「森のイスキア」を一般公開する。
 問い合わせは実行委(集英社学芸編集部武田和子さん、電話080-3318-3444)へ。
 ホームページはhttp://satohatsume-inochiomusubu.hatenablog.com/

東奥日報社

最終更新:9月23日(金)11時13分

Web東奥