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NY外為(22日):ドル下落、モルガンSは一段安を予想

Bloomberg 9月23日(金)5時37分配信

22日のニューヨーク外国為替市場でドルは下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)は金融政策の引き締めを見送り、長期的な政策金利見通しを引き下げた。モルガン・スタンレーによれば、ドルは一段安が見込まれる。

ドルは主要通貨の大半に対して下げた。新興市場20カ国の通貨が示す指数は4日続伸した。

モルガン・スタンレーのチーフグローバル通貨ストラテジスト、ハンス・レデカー氏(ロンドン在勤)は「ドル下落はこの先数週間は続くだろう。当社は約2カ月間継続するとみている」と述べ、「ドル指数は4-5%下げるだろう」と続けた。

FOMCの発表を受けてドルの見通しはさらに暗くなった。為替トレーダーの間では、日欧と米国との間では金融政策の方向性が今度も異なるとの見解は失われつつある。

ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%安。ドルは対ユーロで0.2%安の1ユーロ=1.1208ドル、対円では0.4%上げて1ドル=100円76銭。

レデカー氏はドル下落に伴い、ドルで資金を調達し、高利回り通貨で運用するキャリートレードの道が開かれると指摘する。ノルウェー・クローネは1.6%高、韓国ウォンも1.6%値上がりした。

同氏は「高利回りの新興市場通貨にとってドル安が意味することを考えると、場合によっては8-9%のゲインが可能だろう」と続けた。

FOMCメンバーの金利予測を示す「ドット」によると、今年は0.25ポイントの利上げが1度、来年は2度が見込まれている。レデカー氏はブルームバーグラジオのインタビューに対して、モルガン・スタンレーは今年12月の利上げを予想していないと話した。

原題:Morgan Stanley Says Plan for Weaker Dollar as Fed Stays on Hold(抜粋)

相場を更新し、第4段落以降を追加します.

Yun Li

最終更新:9月23日(金)6時47分

Bloomberg