ここから本文です

ゴールドマン、円安見通し変更せず-日銀の金融緩和強化後に円高でも

Bloomberg 9月23日(金)11時4分配信

日本銀行が金融緩和強化のための新しい枠組みを21日示しても円は3週続伸となっているが、ゴールドマン・サックス・グループは円が下落するとの長期見通しを変えていない。

円は今週これまでに対ドルで1.3%上昇し、22日には4週間ぶり高値の100円10銭をつけた。その前日、日銀は長短金利操作付き量的・質的金融緩和を発表すると同時に、消費者物価上昇率が安定的に2%を「超える」までマネタリーベースの拡大方針を継続する「オーバーシュート型コミットメント」を発表。米連邦公開市場委員会(FOMC)が21日に利上げを見送った今週、ドルは全ての先進国通貨に対して下げてきた。

ゴールドマンでグローバルマクロ・市場調査共同責任者を務めるフランチェスコ・ガルザレリ氏(ロンドン在勤)は顧客向けリポートで、「円の上昇は反転すると見込む」とし、その理由として「日銀の政策シフトが日本国債不足についての市場懸念に対応し、金融緩和継続の持続性と信頼性を高める」点を挙げた。さらに、「オーバーシュート型の文言も基本的にハト派シフトだ」と付け加えた。

円は先週までの2週間では対ドルで1.6%上昇。年初来では19%値上がりし、先進国・地域の通貨では上昇率1位となっている。

原題:Goldman Sticks to Bearish Yen Call in Face of Three-Week Rally(抜粋)

Netty Idayu Ismail, Kevin Buckland

最終更新:9月23日(金)11時4分

Bloomberg