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OPEC、非公式会合で行動起こすよう圧力強まる-供給過剰3倍増か

Bloomberg 9月23日(金)11時29分配信

石油輸出国機構(OPEC)が28日にアルジェリアの首都アルジェで開く非公式会合に備える中、原油市場は、OPEC加盟国が合意に達することができなければ何が問題になるかを市場関係者に再認識させつつある。

各国石油省当局者が発表した資料によれば、ロシアの産油量が過去最高水準に達し、リビアとナイジェリアの供給の減少分が回復する中、世界の原油市場への供給量は今月、前月比で日量80万バレル余り増えている。これは、供給過剰が3倍に増えている可能性があることを示唆する。国際エネルギー機関(IEA)によれば、現在の供給過剰は推計で日量約40万バレル。

独立系原油取引会社最大手ビトル・グループのシニアエグゼクティブ、クリス・ベイク氏は「生産は過剰となっており、予想していたほど在庫が取り崩されることはないだろう。原油在庫は依然として積み上がっており、それが問題だ」と指摘した。

サウジアラビアなどOPEC加盟国の産油量が過去最高に近い水準となり、イランとイラクが生産能力を増強、OPEC非加盟国が原油価格下落に耐える中、IEAによると、世界の供給過剰は2017年にかけて続く見通し。シティグループは、OPECが行動を起こさなければ価格が1バレル=40ドルを上回る水準を維持するのは困難である可能性があるとの見方を示している。

原題:OPEC Under Pressure to Act in Algiers as Oil Surplus Triples(抜粋)

Anthony Dipaola, Grant Smith

最終更新:9月23日(金)11時29分

Bloomberg