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点滴袋の異常に気づき、病院が通報 横浜の殺人事件

朝日新聞デジタル 9月23日(金)23時47分配信

 横浜市神奈川区大口通の大口病院(高橋洋一院長)で20日、入院中の高齢の男性患者が死亡し、司法解剖の結果、死因が中毒死だったことが神奈川県警の調べでわかった。県警は23日、何者かが点滴から異物を体内に入れた殺人事件と断定し、特別捜査本部を神奈川署に設置した。

【写真】患者が中毒死した大口病院。多くの報道陣が集まり、あたりは騒然とした=23日午後8時12分、横浜市神奈川区、坂本進撮影

 捜査1課によると、殺害されたのは横浜市港北区新吉田東3丁目の無職八巻信雄さん(88)。4階の一室に14日から入院していた。

 19日午後10時ごろ、30代の女性看護師が八巻さんに栄養補給のための点滴を実施。20日午前4時ごろ、心拍数が低下していることにこの看護師がアラームで気づき、同日午前4時55分に死亡が確認された。その後、点滴袋の異常にこの看護師が気づき、病院が警察に通報したという。

 当時、8人部屋に計6人が入院しており、八巻さんは寝たきりの状態だった。

 翌21日に司法解剖した結果、八巻さんの体内からは異物が検出されたという。18日以降、同じ4階では八巻さんのほか、90代の女性、80代の2人の男性が亡くなっており、県警はいずれも司法解剖を実施。状況に不審な点がないかなど、慎重に調べている。

朝日新聞社

最終更新:9月23日(金)23時47分

朝日新聞デジタル