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高血圧は高齢者だけの症状じゃない! 血圧測定で自分のリズムを知る

ZUU online 9/24(土) 6:10配信

高血圧というと高齢者の症状のイメージもありますが、最近は「若年性高血圧」も増えてきているようです。自分は関係ないと思っている方も多いかもしれません。しかし誰しもが高血圧になる可能性があるのです。ここでは、この若年性高血圧と血圧測定の必要性について、探ってみましょう。

■若年性高血圧が増加中

30代半ばまでに高血圧になることを、若年性高血圧といいます。著名な女性アナウンサーや若手ミュージシャンが発症するなど、耳にする機会が増えています。高血圧は、脳卒中の最大の因子といわれており、若いタレントさんが高血圧による脳卒中になったとニュースになることもあります。原因は食生活や生活週間の乱れ・ストレスなどいろいろと言われていますが、はっきりとした原因がわからないことが多いようです。

この原因がわからない高血圧のことを、「本態性高血圧」といいます。また、ホルモンや心臓・肝臓などの疾患が原因となって引き起こされる高血圧を「二次性高血圧」といいます。

若い人に増加中の本態性高血圧の場合、降圧剤と生活を見直すことしか治療方法がないというのがやっかいなところです。降圧剤を飲んで血圧が正常値内であっても、その状態は高血圧と診断されますし、薬そのものを飲み続けることの不安も拭いきれません。

■30代から血圧測定をしよう

そもそも、どれくらいの数値が出ると高血圧と診断されるのでしょう。

一般的には「最高血圧140mmHg以上、あるいは最低血圧90mmHg以上である状態」が高血圧といわれています。国内で高血圧者は潜在的な人も含めると約4,300万人ともいわれ、男性51.7%、女性は39.7%です。さらに高血圧者は10年前に比べ男女ともに、30~70代のすべての年代で増加しています(厚生労働省調査より)。つまり、高血圧=高齢者といったイメージは、もはや成り立たないのです。

若いうちから高血圧が続くと動脈硬化が進み、大きな疾患へもつながります。そのため、30代から日常的に血圧測定を取り入れることが非常に大切なポイントです。血圧は人によってパターンが異なり、ストレス・季節・体調の変化などで大きく変化します。自分の傾向を知ることで、無理のない生活を組み立てることもできるようになります。

■小さく軽くなり便利になった血圧計

まず、血圧測定は1日3回をおすすめします。前述の通り、血圧はちょっとしたことで変動するので、朝起きた時・ランチ前・就寝前に測ることで、自分の傾向を把握しましょう。「働いているし、そんなに測れない」という声も聞こえてきそうですが、血圧計も進化しています。

最近では、スマートホンに連携した小型の手首血圧測定器が登場しています。Bluetooth通信機能を搭載し、測定データをiPhoneに転送できるというものもあります。手首で簡単に測定が可能でiPhoneでデータ管理ができるというと、オフィスでも気軽にいつでも測定ができそうです。

1年間通して測ってみると、自分がどの季節に高くなる傾向にあるか、1日のどういったシーンで上がりやすいかを把握できるようになり、事前の対策もしやすくなります。

「高血圧なんて、高齢者の病気だろう」「不摂生をしているからなる」と思っている方はいないでしょうか。30代女性、やせ型、喫煙なし、食事もバランス良くとり、週2回運動を行うなど、健康に気をつけていた人でも高血圧になることはあります。どんな人でも高血圧になるリスクがあるのです。

年齢にかかわらずしっかり血圧管理を行い、さまざまな病気のリスクを減らしましょう。(提供:ヘルスグリッドオンライン)

最終更新:9/24(土) 6:10

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