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【スマホアプリ今日の1本】「ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ」

Impress Watch 9月24日(土)0時0分配信

「ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ」の3大ポイント

・バトル中に行なえるアクションがとにかく多い!
・原作のバトルを再現した「パリィ→スイッチ」は爽快で見事の一言!
・ストーリーの一部が省略されているので、原作を知ってからプレイするのがオススメ

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 川原礫氏による仮想現実の世界を舞台にした長編ライトノベル「ソードアート・オンライン」(SAO)。アニメに映画にゲームにと、さまざまなメディアで幅広く愛されている名作であり、現在でも新作を望む声が絶えない。そんな「SAO」のスマホアプリに第2弾「ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ」が登場した。

 「SAO」のストーリー説明しておくと、本作は仮想空間を実現したゲーム機“ナーヴギア”が開発された2022年が舞台。バーチャルMMORPG「ソードアート・オンライン」にログインしたプレーヤーたちは、「SAO」のゲームデザイナーである茅場晶彦に恐るべき事実を知らされる。曰く「本作は、プレーヤーの意思でログアウトすることができないデスゲームである。ゲーム中にHPが尽きた場合は、現実世界でも死を迎える。ゲームから逃れる方法はただ1つ、浮遊城アインクラッドの最上部・第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけだ」と。

【スマホアプリ「ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ」 第1弾PV】

 前作の「SAO コード・レジスタ」は、「SAO」に参加するプレーヤーの1人として仮想現実の世界を冒険するRPGだった。対して本作は、プレーヤーが主人公・キリトとして「SAO」の物語を追体験できる横スクロールタイプの2DアクションRPGとなっており、本作だけのオリジナルストーリーも収録している。

 本作の特徴は、何といってもアクション要素。タッチ操作でアクションさせるスマートフォンゲームは、コンシューマーゲームにくらべてアクションの種類が少ないものが多い。そのぶん、敷居が低く初心者でも気軽に楽しめるのがメリットだが、上級者だと物足りさを感じることもある。

 が、本作のアクション要素はかなり充実している。上下左右へのスライドで移動、タップ操作による連続攻撃、またMPを消費する強力なスキルだけでなく、長押し操作でガードができるほか、ガード中に敵の攻撃に合わせて上フリックすると、敵の攻撃を跳ね上げるパリィもできる。パリィ中にスイッチ(別のキャラクターへの切り替え)を行なうと、交代したキャラクターがスキルを発動しつつバトルに参加する演出もあり、爽快かつ迫力のあるバトルが展開される。

 また、敵が仕掛けてくる攻撃のなかにはガードできないものもある。そういった攻撃に対しては、ジャンプ(上方向へのフリック)やステップ(横方向へのフリック)で避けるのがオススメ。どちらも通常攻撃やコンボをキャンセルして出せるため、敵の動向に気を配っていれば、いつでも回避アクションを実行できるのが強みだ。個人的な感想になるが、ステップは対戦格闘ゲームにおける無敵時間のあるバックステップと同じような感覚(入力した瞬間に無敵が発生するように感じた)で使えるため、ザコ戦・ボス戦を問わず、非常に重宝した。こうしたアクション要素の豊富さは、ゲームアプリの中でもトップクラスであるように思う。

 ちなみに「パリィ→スイッチ→強力な攻撃」という一連の流れは、原作のバトルを再現したもの。原作のファンからすれば、感動モノのバトルシステムと言えよう。プレーヤーから高い支持を受けているのは、こういった原作の要素とゲーム的なアクションを高いレベルで融合させているからではないだろうか。

 全体的に楽しめる作品だが、注意点が1つ。それは、ストーリーの一部が省略されていて「なぜそうなったのか」がわかりにくい場面があり、原作を知らない人は置いてきぼり感を受けてしまう可能性だ。そうならないために、ライトノベルやアニメに触れてからプレイすると、より深くプレイに入り込めると思う。

 なお、9月20日にはグリーとLINEより「追憶の青」という2DアクションRPGが配信されており、本作と同じWright Flyer Studiosが開発している。「追憶の青」と本作はシステム的な共通点が非常に多く、本作に興味があるプレーヤーは「追憶の青」を遊んでみるのも一手だ。「追憶の青」は完全オリジナルのストーリーなので、「SAO」をまったく知らないという人も安心してプレイできるだろう。

【スクリーンショット】

GAME Watch,平平平平

最終更新:9月24日(土)0時0分

Impress Watch