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米Dell、ALIENWAREの担当者に聞く「ALIENWAREのこれから」

ITmedia PC USER 9/24(土) 6:10配信

 千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2016」の中で、米Dellのゲーミングブランド「ALIENWARE」の製品管理担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏にお話を伺うことができた。

【Dellブースにいたコンパニオンさん】

 デルは9月15日に日本国内で「ALIENWARE 15」と「ALIENWARE 17」を発表しており、TGS内の同社ブースではこの新製品2機種や、「ALIENWARE Area-51」の非売品特別モデルなどを展示していた。

―― 2016年はVR元年と呼ばれていますが、ALIENWAREとしてはVRをどのように考えていますか?

ジョー・オルムステッド氏(以下ジョー氏) デスクトップPCの市場は年々小さくなっているけれど、VRの市場は成長の一途だ。VRの影響を私の周りで見ると、妻がまずそうだ。妻は「ゲームなんて子供じみてる」というのだが、VRゲームにはハマっている。主婦なので家にいることが多く、友達を呼んでは「VRゲームをやろうよ!」と誘っているよ。70歳の母もそうだし、4歳の娘もそう。もっとも、娘はまだ頭が小さすぎるからヘッドセットを持っていてあげないといけないけれどね。

 だから将来的なVRのインパクトはものすごく大きく、今後の市場を変えていくと思う。

―― ALIENWAREはデスクトップPCもノートPCもVR対応ですが、販売台数はどちらがより伸びていくと思いますか?

ジョー氏 デスクトップPCがまた伸びていくんじゃないかな。VR対応のPCをお客さまが求めるなら、よりパワーがあるPCを選ぶでしょう。それならどうしても制限があるノートPCよりデスクトップPCとなると思う。

―― 他のメーカーもVR対応PCを出してきていますが、他社と比べた時のALIENWAREの魅力は何でしょう?

ジョー氏 われわれがどのような理念で製品を作っているかという話になる。軽さという面でみれば当然、このALIENWARE 15は最軽量なノートPCではない。では何が優れているかというと、品質、性能、デザイン。本物であるということだ。

 メインフレームにはアルミニウム合金、サブフレームにはマグネシウム合金を使うことで剛性、堅牢性を確保している。剛性でいえば、ゲーマーはゲームをしているうちに「感情的」にキーボードに当たることもあるけれど、キーボードの下にステンレススチールのプレートを入れることでPCが壊れる心配もない。また、高い温度、湿度の条件や、砂漠のような環境でもパフォーマンスが落ちないような設計をしているよ。

 このように、各パーツに「本物」を使うことで、お客さまにお金を出してもらえるだけの品質を担保できることがわれわれの理念だ。

 Dellはゲーミング向けのPCを売って20年になる。私自身は携わって13年だけれど、この市場に参入して1年や2年の企業ではないということだ。そういった経験、歴史の面からも信頼していただけると考えている。

 確かに、他のメーカーでもGTX 1070を搭載したノートPCを作ることはできるでしょう。しかし、われわれの製品はお客さんが期待するレベルを超えて長持ちし、パフォーマンスも追求している。それがALIENWAREという製品だ。

―― VRゲームをPCで遊ぶには、一般消費者に取ってはまだ設備コストが高すぎる印象があります。

ジョー氏 われわれがまずお客さまに望むことは、第一にPCを買う際にVR対応であることを基準としてもらうことで、ヘッドセットを購入してもらうのはその次になる。VR対応PCをまず選んでもらえれば、いざVRゲームを始めようとした時に追加で必要になるコストはヘッドセットの代金だけだからね。

―― 日本のゲーム市場の活気をどう思いますか?

ジョー氏 2009年に事業拡大をしてから、東京ゲームショウは毎回注意を払って見てきているよ。アジアの中では一番ゲーマーが注目して見ているイベントだよね。日本のゲーマーはどちらかと言えばコンシューマーゲーム機をベースにゲームしている人が多いのだけれど、今後はPCに移行してくるのではないかなと思っている。会場を見れば分かるように、ゲームコンテンツも充実してきているしね。日本の市場規模は、われわれにとっては売り上げベースで4番目だよ。

―― ジョー氏自身もゲーマーだと聞いていますが、おすすめのゲームはありますか?

ジョー氏 「Cities: Skyline」っていう街を作るゲームが好きだよ。今のお気に入りは「ロケットリーグ」。車に乗ってボールを蹴っ飛ばすゲームだ。めっちゃ楽しいからおすすめ。

最終更新:9/24(土) 6:10

ITmedia PC USER

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