ここから本文です

ロペスDeNA残留に巨人ナイン落胆

東スポWeb 9/24(土) 13:42配信

 巨人は23日、DeNAとの“CS前哨戦”(東京ドーム)に4―12で大敗を喫し、2位確保へ歩を進めることはできなかった。打線は2本塁打を放ったが、初のCS進出を決めて勢いに乗る相手に、投手陣が6被弾と相手の破壊力に屈して完敗。その一方、そんなベイ打線の中軸で、この日も2発を放ったかつてのチームメート、ホセ・ロペス内野手(32)の去就情報が、Gナインをざわつかせていた。

 CSファーストステージでの対戦が決まっている両軍の対戦は、ド派手な打ち合いとなった。

 巨人は初回に坂本の通算150号となる23号ソロで先制。この一発が、花火大会の号砲だった。2回に押し出し四球でさらに1点を追加したが、先発・田口が3回、梶谷に16号同点2ランを被弾。するとその裏、村田が22号2ランで突き放す。

 しかしこの日は田口がピリッとせず、6回にロペスに31号同点2ランを浴びると、7回に白崎の6号ソロで勝ち越しを許した。リリーフ陣も続々炎上。4番手・宮国が筒香に41号グランドスラムをぶち込まれて勝負は決し、プロ初登板のルーキー左腕・中川がロペス、筒香にそれぞれ2発目となる連続弾を浴び、ベンチはぼうぜんとなった。

 強気な由伸監督も、さすがにショックの色を隠せない。屈辱の6被弾負けに「見ての通りじゃないですか」と悔しさを押し殺しながら話した。

 相手主砲の筒香が、もはや手を付けられない打者なのは、巨人も重々承知だ。スコアラーは「筒香は対策が完璧でも抑えることが難しい。だからこそ、その前の打者を封じることが重要になる。ウチからすれば、ロペスの状態が上がっていることが一番厄介。CSでは彼が向こうのキーマンになる」と話す。

 実は最近、そのロペスの去就問題が、巨人のロッカー内では静かに注目の的となっていた。球団内には今も親交が深い選手や関係者が多く「オファーすれば、巨人に戻ってくる可能性もあるらしい」との情報が駆け巡っていたからだ。

 ロペスの巨人退団は、原前監督との起用法を巡るスレ違いが最大の理由。球団は契約延長の意思を示したが、ロペス自身が出る道を選んだ。

 一方、由伸監督とは選手時代も今も関係は良好だ。一塁のポジションに空きがないため再獲得は現実的な選択ではないものの、一部では熱狂的な“復帰待望論”があった。

 ところが、この日の試合前、DeNAがロペスと新たに2年契約を結ぶことで合意したと発表。球団の動向はさておき、「もしかしたら…」と期待していた選手や関係者の落胆は大きかった。そして行われた試合では、目の前で豪快な2発…。ベイファンの熱い声援を浴びて古巣の前に立ちはだかるロペスに、かつての“友人たち”は複雑なまなざしを向けていた。

最終更新:9/24(土) 13:42

東スポWeb