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田中 右前腕の張りで悔しい登板回避

東スポWeb 9/24(土) 16:42配信

【カナダ・トロント23日(日本時間24日)発】右前腕部手首付近の張りで先発を1度回避することになったヤンキース・田中将大投手(27)はジラルディ監督の発表どおりノースロー調整で終えた。

 試合前、メディアに開放されたロッカールームに田中の姿はなかった。グラウンドにも出ることはなく、ひたすら室内でトレーニングと患部の療養に費やした。症状としては軽いため、次回登板予定も10月1日(同2日)の本拠地でのオリオールズ戦が“本線”として考えられるが、ジラルディ監督は「(ノースロー調整が明けた)月曜日(26日=同27日)にならないと何も言えない」と語るにとどめた。

 先発ローテを守りきり、投球回数200イニングを投げ抜いた上での活躍。田中は昨年オフからこの2つを公言し続けてきた。200イニングは残り1/3回となり達成は確実。あとは残り2試合に迫った先発登板を果たせばフルシーズン“完走”のはずだった。それだけに無念さは計り知れない。

「せっかくここまでローテーションを守ってきて、レギュラーシーズンもあと少しで終わるってときに、チームにとっても大事なときでこういうふうになってしまうのは悔しい」。前日、悔しさを押し殺し語った田中だが、以前には本紙にこんな決意を明かしていた。

「昨年の経験も含めて、任された大事なゲームでしっかり結果を出したいですね。もちろん、シーズン通して結果を出すことも大事ですけど、要所要所で『こいつに任せておけばなんとかしてくれる』と思ってもらえるように投げたい」

 開幕戦やポストシーズンでの先発など、ポイントとなる試合で結果を残せなかった昨季のリベンジを誓い、今季は開幕戦からエースとしての仕事を果たしてきた。特に夏場の快投は若手中心に切り替わったチームを一時、地区優勝争いまで押し上げた。そして、先発予定だった26日(同27日)のブルージェイズ戦もまた、プレーオフ争い最後の直接対決という「任された大事なゲーム」だった。最後の最後でこれを全うできなかったことが、さらに悔しさをかき立てた。

 とはいえ、こうなった以上、しっかり治療に専念し今季最終登板をビシッと締めくくるしかない。

最終更新:9/24(土) 16:42

東スポWeb