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予算減の修正案可決 小高の復興拠点整備事業 南相馬市議会

福島民報 9/24(土) 14:31配信

 福島県南相馬市議会の9月定例会最終本会議は23日開かれ、市内小高区に建設を計画している復興拠点施設の整備事業費2億8500万円のうち、実施設計業務委託費8500万円を減額した議員提出の平成28年度一般会計補正予算の修正案を賛成多数で可決した。 
 市は計画の見直しを迫られ、当初完成を目指していた平成30年春から遅れる可能性が出てきた。桜井勝延市長は「議会や委員会から寄せられた意見を十分に尊重し、事業の再構築を図る」とコメントした。 
 整備を巡り、市は用地取得で大部分の地権者の同意を得られず、敷地面積が当初計画からほぼ半減。交流促進を目指し整備を予定していた健康増進施設や入浴施設などを基本計画から外した。本会議の討論で議員から「拠点施設は必要だが当初計画とずれが生じている。もう一度精査すべき」との意見が出た。 
 最終本会議は小高区復興拠点施設整備事業費の実施設計費を減額した総額105億9700万円の一般会計補正予算など32議案を可決し閉会した。 
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 本会議で修正案に賛成した会派と無会派を含む議員13人は23日、小高区復興拠点施設整備事業に関して合同提案書を市に提出した。内容は「市長は用地が取得できず計画が変更になった事実を認め、事業の進め方について反省を示すこと」や「建設単価の適正化を図ること」など5点。 

福島民報社

最終更新:9/24(土) 14:31

福島民報