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【インタビュー】イン・フレイムス「早く日本に行ってプレイがしたい」

BARKS 10/2(日) 11:05配信

バンド史上3枚目となるイン・フレイムスのライヴ作品『サウンズ・フロム・ザ・ハート・オブ・ヨーテボリ』が、9月23日に世界同時リリースされた。ギタリストのビョーン・イエロッテに電話インタビューを敢行。ライヴ作品と11月にリリースとなる新作について語ってもらった。

◆イン・フレイムス画像

――久々のライヴ作品となりますね。なぜこのタイミングでライヴ作品を作ることを決めたのでしょうか?

ビョーン・イエロッテ:俺たちのホームタウンであるヨーテボリでのショウだってことが大きいね。2014年の長いツアーのファイナルがあの夜だったんだ。会場のスカンジナヴィアムはとてもクールだと思うし、俺たちの家族や親しい友人も集まってくれた特別なショウだったから、もっと多くの人たちと共有したいって気持ちから今作品を作ったんだ。スカンジナヴィアムは俺たちが若いころ、いろんなバンドを観に行った思い出の場所でもあるしね。

――スカンジナヴィアムでどんなバンドを観たことがあるんですか?

ビョーン・イエロッテ:メタリカ、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、スレイヤー、スリップノットまでたくさんのバンドを観たよ・いろんな大物バンドがスカンジナヴィアムでプレイしているからね。普段はアイスホッケー・チームのホーム会場で、1万人くらい収容できるかなり大きなアリーナなんだ。

――会場がオーディエンスで埋め尽くされている光景が圧巻でした。この夜はソールドアウト・ショウだったんですか?

ビョーン・イエロッテ:あぁ、チケットは完売していた。あの環境でプレイできたことは本当にラッキーなことだし、誇りに思っている。親しい友人や家族、そして何よりあんなに素晴らしいファンたちと時間を共にできたんだからね。

――セットリストを見ると、『サイレン・チャームズ』からの楽曲を軸にしつつも1990年代の懐かしい楽曲から2000年代、そして2010年代の楽曲まで幅広く選んでプレイしていますね。

ビョーン・イエロッテ:あの時はアルバムのリリース・ツアーだったから、主役は『サイレン・チャームズ』の楽曲だ。だけど、他のアルバムからの楽曲もプレイしなくてはいけないから、アルバムをリリースするたびにその選択がハードな作業になってきているんだ(笑)。俺たちはすでにたくさんのアルバムを出してきているからね。古い曲にはプレイするのが大変なものもあるし、新しい曲はフレッシュな気持ちでプレイに臨めるけど、同時にチャレンジでもある。過去の曲も新しい曲もライヴでは披露する気持ちはあるんだけど、本当にハードだよ(苦笑)。

――個人的にアルバム『サイレン・チャームズ』収録の「ホエン・ザ・ワールド・エクスプローズ」のアレンジが素晴らしいと思いました。アルバム同様にスウェーデン人のオペラシンガー、エミリア・フェルトをゲストに招いていますが、あのシーンが私のハイライトです。あなた自身にとって最も印象的なシーンはどこでしょうか?

ビョーン・イエロッテ:ありがとう!俺にとってのハイライト・シーンは…そうだなぁ。やっぱりオープニングかな。ライヴ前は色々と考えてしまって不安になるんだけど、1曲目が始まったと同時に全ての不安が吹き飛んで、ただただ幸せな気分になれる。曲のイントロから熱狂して叫び声をあげてくれるオーディエンスの姿を思い出すだけで今でも鳥肌が立ってくる。俺たちの演奏に合わせてファンが熱唱してくれる光景はいつだって最高の瞬間だね。

――不安になることなんてあるんですね?

ビョーン・イエロッテ:あぁ、いつも不安になるよ(笑)。でも、それは悪いことじゃないと思っている。「最高のパフォーマンスをしなくてはいけない」って思っているからこそ、そういう気持ちが湧いてくるんだからね。

――ステージに上がる前にウォーミングアップのようなことはするんですか?

ビョーン・イエロッテ:開演30分前くらいにギターを弾いたり、場内をぶらぶら歩いたり、リラックスしたりするくらいだね。アンダースも何かしていると思うよ。あんまり気にして見ていないからわからないけど(笑)。昔はウイスキーを一杯ひっかけたりしていたけど、最近は集中力を高めるためのウォームアップをしていると思う。

――新作のレコーディングが終わっているという噂を耳にしました。年内にリリースとなりそうですか?

ビョーン・イエロッテ:もうアルバムは完成しているよ。アートワークも仕上がってきたところさ。ヨーロッパでのリリースは11月になると思う。日にちまでは覚えていないんだけど上旬くらいかな、まだ詳しく話せないことも多いんだ。(編集部註:12枚目の新作『バトルズ』は、ハワード・ベンソンのプロデュースで2016年11月11日世界同時発売予定)

――どんなサウンドに仕上がっているんでしょうか? 話せる範囲で教えてください。

ビョーン・イエロッテ:当然“最高”だよ(笑)。端的に言うと、ヴォーカルが前面に出ていてメロディックな作品だね。俺たちも聴いていてワクワクするくらいにメロディックなんだ。とても誇らしい気分だし、早くみんなに聴いてもらいたい。いまからライヴでプレイする日が来るのが楽しみで仕方ないくらいさ。

――「Take This Life」のようなアグレッシヴな曲も収められるんでしょうか?

ビョーン・イエロッテ:そうだな、数曲はファストな曲がある。それらはアグレッシヴと言えるのかもしれない。そしてもっとテクニカルな曲に聴こえるかもしれない。でも、判断は聴いてから君がどう感じるかにゆだねるよ。

――ライヴ作品がリリースされたあと、11月には<KNNOTFEST JAPAN2016>に出演しますね。どんなショウになりそうですか?

ビョーン・イエロッテ:俺たちは今、ものすごくライヴを欲しているんだ。随分プレイしていないからね。<KNOTFEST JAPAN>は、夏以来の久々のライヴになる。とにかく日本が大好きだし、いまから待ち遠しくて仕方ないんだ。初めての来日は1997年くらいだと思うんだけど、それから毎回いい思い出しかないよ。日本のファンは常に素晴らしい、イン・フレイムスにとって日本の地はとても居心地のいい場所なんだ。

――<KNOTFEST JAPAN>で新作からの楽曲を初お披露目というのは実現しそうでしょうか?

ビョーン・イエロッテ:うーん、演奏時間にもよるかな。フェスティバルという特別な状況だし、アルバムもリリースされていない時期になるだろうから、やるとしても1~2曲かな。まだはっきりしたことは言えないんだけど、やれたらいいなとは思っているよ。

――最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

ビョーン・イエロッテ:とにかく早く日本に行ってプレイがしたいんだ。今回は残念ながら1日しかプレイできないけど、単独での来日も早く実現させたいと心から思っているよ。もちろん多くのオーディエンスの前でプレイできることも貴重だけどね!

取材・文:澤田修
Photo by Patric Ullaeus

イン・フレイムス『イン・フレイムス ライヴ・イン・スウェーデン~サウンズ・フロム・ザ・ハート・オブ・ヨーテボリ』
2016年9月23日 世界同時発売
【初回限定盤Blu-ray+2CD】 ¥7,000+税
【初回限定盤DVD+2CD】¥6,000+税
【通常盤Blu-ray】 ¥5,000+税
【通常盤DVD】¥4,000+税
【2枚組CD】¥2,800+税
※日本語解説書封入/日本語字幕付き
【Blu-ray/DVD収録予定曲】
1.イン・プレイン・ヴュー
2.エヴリシングズ・ゴーン
3.フィアー・イズ・ザ・ウィークネス
4.トリガー
5.レジン
6.ホウェア・ザ・デッド・シップスドゥウェル
7.ウィズ・アイズ・ワイド・オープン
8.パラライズド
9.スルー・オブリヴィオン
10.ロープス
11.ディライト・アンド・アンガーズ
12.クラウド・コネクティッド
13.オンリー・フォー・ザ・ウィーク
14.ザ・チョーズン・ペシミスト
15.ザ・クワイエット・プレイス
16.ホエン・ザ・ワールド・エクスプローズ
17.ラステッド・ネイル
18.ザ・ミラーズ・トゥルース
19.デリヴァー・アス
20.テイク・ディス・ライフ

【メンバー】
アンダース・フリーデン(ヴォーカル)
ビョーン・イエロッテ(ギター)
ピーター・イワース(ベース)
ニクラス・エンゲリン(ギター)
ダニエル・スヴェンソン(ドラムス)

イン・フレイムス『バトルズ』
2016年11月11日 世界同時発売
【100セット通販限定メンバー直筆サイン入りカード付きCD+Tシャツ】¥6,000+税
【完全生産限定CD+Tシャツ】¥5,000+税
【通常盤CD】¥2,500+税
※日本盤限定ボーナストラック/歌詞対訳付き/日本語解説書封入
1.ドレインド
2.ジ・エンド
3.ライク・サンド
4.ザ・トゥルース
5.イン・マイ・ルーム
6.ビフォー・アイ・フォール
7.スルー・マイ・アイズ
8.バトルズ
9.ヒア・アンティル・フォーエヴァー
10.アンダーニース・マイ・スキン
11.ウォールフラワー
12.セイヴ・ミー
13.グレイテスト・グリード※ボーナストラック
14.ハウス※ボーナストラック
15.アス・アゲインスト・ザ・ワールド※ボーナストラック
*日本盤限定ボーナストラック未定

【メンバー】
アンダース・フリーデン(ヴォーカル)
ビョーン・イエロッテ(ギター)
ピーター・イワース(ベース)
ニクラス・エンゲリン(ギター)
ジョー・リカード(ドラムス)

最終更新:10/2(日) 11:05

BARKS