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雨、台風被害少ない年に 綾部八幡神社で日本最古の天気予報「旗下ろし神事」 佐賀・みやき町

佐賀新聞 9/24(土) 15:10配信

 800年以上前から続き、日本最古の天気予報と言われる「旗下ろし神事」が23日、佐賀県みやき町原古賀の綾部八幡神社(吉戒雅臣宮司)であった。神木の大イチョウに掲げた神旗の状態から天候や作況を占う伝統行事で、吉戒宮司は「干ばつを示す兆候があったが、持ち直した。台風の被害は少ない年になりそう」と占った。

 7月15日に麻製の神旗を結びつけた竹を大イチョウの木に引き上げ、約30メートルの高さに旗が翻るように設置。その動きを吉戒宮司が毎日観察し、雨量や過去の気象観測データなどを勘案して、予報を出した。

 旗下ろしでは、締め込み鉢巻き姿の男衆3人が、素手で大木に登り、声を掛け合いながら神旗のついた竹を地上へと下ろした。竹の枝は縁起物とされ、見物客がこぞって手を伸ばしていた。今年の観測結果について吉戒宮司は「台風を示す巻き方になりそうになっても、途中でほどけ、1度もならなかった。2011年から昨年までは旗が黒ずんでいたが、今年は全体的に白く、雨が少ない年であることを意味している。米にはいいが、野菜などには不向きだろう」と述べた。

 神事の前後には境内に設置された土俵で相撲大会があった。成年男子だけでなく、中原小の4~6年生が男女と学年別に熱戦を繰り広げ、観衆から熱い声援が送られていた。

最終更新:9/24(土) 15:10

佐賀新聞

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