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楽しいぞ「水上散歩」 宮ケ瀬湖SUP初体験

カナロコ by 神奈川新聞 9/24(土) 17:53配信

 “40の手習い”やってみました-。清川村の宮ケ瀬湖でこのほど、40歳以上を対象としたスタンドアップパドル(SUP)の体験会に参加した。サーフボードのようなボートに乗り、パドルで水をかいて水上を進むスポーツ。バランスを崩して落ちないか、おっかなびっくりのへっぴり腰が、1時間後には「水上散歩」を楽しめるようになっていた。

 ■40歳超限定で企画NPO
 近年、県内の海岸でもよく見るようになったSUP。海の上を悠然と進む姿が格好いいと興味を持ったが、何かを始めようにも体力も体形も自信がなくなった40歳すぎのオヤジが、若者に交じって教えてもらうことに抵抗があった。

 今回の体験会を主催したNPO法人きよかわアウトドアスポーツクラブ(山田一夫理事長)の石川政彦さん(54)も私のように考えていた一人。「40代は仕事も子育ても一段落する。新たな趣味に挑戦してほしい」と、周りにも気後れせず始められるように40歳以上限定で企画した。

 体験会の趣旨に賛同し、当日は40~50代の男女約40人が集まった。茅ケ崎、藤沢市など海の近くに住みながら、わざわざ参加した人も多かった。

 藤沢市の会社員高橋博記さん(53)は、「宮ケ瀬湖は波がなく、水もきれい。40歳以上が対象なので落ち着き、安心してできると思った」と話した。

 体験会は、最初の10分間はまずボートの乗り方やパドルの使い方などの座学。インストラクターから「大切なのはリラックスと笑顔」と、秘訣(ひけつ)を教えてもらい、いざ湖上へ。

 思ったよりも難しくない。バランスさえ取れれば、あとはオール1本でボートをこぐ感じで前に進む。だが楽しむ余裕はあまりない。ライフジャケットを着用しているので水に落ちても問題ないが、落ちたくないと思ってしまうのが人間のさが。インストラクターに促されいろいろな技に挑戦する参加者を尻目に、“安全運転”を心掛けた。

 しかし1時間後、必要以上に力が入っていた両脚が思うように動かなくなってバランスを崩し、あえなく水中に落下。しかし、これがよかった。

 「もう怖いものはない」と開き直り、バランスを取るのがスムーズに。気付けば、水上を自由に行き来できるようになっていた。

 SUPは海や湖、川など水があればどこでも気軽に遊べ、年齢や体力に関係なく楽しむことができるという。なるほど、これはハマりそうだ。

 SUP講習会の予定など問い合わせは、山田理事長へ電子メール(kvcc@gray.plala.or.jp)で。

最終更新:9/24(土) 17:53

カナロコ by 神奈川新聞