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米軍、ハリアー機の一時運用停止発表 沖縄県は墜落事故に抗議

沖縄タイムス 9/24(土) 10:05配信

 米海兵隊の戦闘攻撃機AV8Bハリアーが沖縄県国頭村辺戸岬の沖合で墜落した事故を受け、沖縄県の安慶田光男副知事は23日、県庁に外務省の川田司沖縄担当大使と沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長を呼び抗議した。事故原因が究明されるまで、同機種の飛行中止を求めた。

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 安慶田氏は事故に関し、「現在の再発防止策や安全管理が十分であるとは言い難く怒りを禁じ得ない」と非難。昨年8月のうるま市沖での米軍ヘリ着艦失敗事故の原因すら究明されていないとし、「県民の米軍基地の負担がいかに過重か一目瞭然だ」と述べ、米軍の安全管理の徹底や早急な基地負担軽減を求めた。

 川田氏は「あってはならない事故で大変遺憾だ」と述べ、米側に再発防止と原因究明を求める考えを示した。安慶田氏はキャンプ瑞慶覧で海兵隊太平洋基地のデヴィッド・E・ジョーンズ副司令官とも面談し、徹底した原因究明と県への報告を求めた。ジョーンズ副司令官は「軍を挙げて原因究明をしたい」と述べ、結果を県に報告する考えも示した。

米軍「運用基準を満たしているか検査」

 米海兵隊第31海兵遠征部隊(31MEU)のローレンス・ニコルソン司令官は23日、戦闘攻撃機AV8Bハリアーの墜落事故を受け、同機種の運用を一時停止すると発表した。

 停止理由は「運用基準を満たしていることを確認するために検査をする」としているが、停止期間は明らかにしていない。事故原因は調査中としている。

 また、事故を起こし米側に救出された操縦士が既に海軍病院から退院したことも明らかにした。

最終更新:9/24(土) 10:35

沖縄タイムス