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自衛隊配備の与那国島、定数削減した議員が増える 6人→10人に

沖縄タイムス 9/24(土) 12:50配信

 沖縄県与那国町で自衛隊配備による人口増で議員定数が増えることになった。町議会(糸数健一議長)は13日の9月定例会本会議で、現行の議員定数6人を10人にする条例改正案を全会一致で可決した。与党側の2人は「時期尚早」などと慎重な議論を求めたが折り合いが付かず採決時に退席。野党3人によって可決された。2018年度の町議選から適用される。

 与那国町議会は三位一体改革の国庫補助負担金削減に伴う財政難などを背景に、06年の選挙時から定数を12人から6人に半減していた。

 事務局によると、野党側が財政の持ち直しや人口増などを踏まえ「民意を議会に反映させるには6人では少ない」などとして提案。一方、与党側からは採決に先立つ全員協議会で「町民から要望もなく、合意も得られていない」「段階的に増やすべきだ」などと慎重意見が相次いだ。

 町人口は15年までは減少傾向で1489人に落ち込んだが、16年は陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備に伴い1702人(7月31日現在)に増加している。沿岸監視部隊はことし3月に発足。自衛隊員160人と家族が町内に移転し、町人口の約15%が自衛隊関係者となる。

最終更新:11/4(金) 11:10

沖縄タイムス