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浄瑠璃人形に関心 歴史博物館で初公開

北國新聞社 9/24(土) 3:06配信

 石川県立歴史博物館で開催中の開館30周年記念秋季特別展「城下町金沢は大にぎわい!」(本社共催)で、明治~大正期に金沢市内で親しまれていた浄瑠璃人形が初めて公開され、注目を集めている。

 人形は金沢工大が所蔵する高さ45~70センチの4体で、竹や木でできた持ち手を軸に、絹や麻の着物を身に着けている。指で人形の腕を動かすことができ、当時の演技者は巧妙に人形を操って細かな動作を表現した。

 同館によると、金沢の人形浄瑠璃は明治40年代に最盛期を迎え、町中の広場や寺社の境内などで上演していたが、昭和初期にはほとんど見掛けなくなった。文献により金沢の人形浄瑠璃の存在は伝えられているが、人形が残っているのは珍しい。

 塩崎久代学芸主任は「人形浄瑠璃は、金沢の城下町で暮らしていた庶民の娯楽の一つだった。操られている姿を想像して楽しんでほしい」と話した。

 25日には、現在も白山麓で受け継がれている人形浄瑠璃「尾口のでくまわし」が上演される。特別展は11月6日まで。

北國新聞社

最終更新:9/24(土) 3:06

北國新聞社